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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【ヘルメスソース本日O.A.(ABC放送23時17分〜)です】

「起きてから書きますわ。」で終わった昨日の日記ではあるが、書けなかった。寝坊(微妙死語)したわけではない。月曜、ちゃんと午前中には起きていた。PCのデータのやり取りに手こずってたのだ。送ったはずと思ってたメールが届いてなくて、送られてくるはずの添付メールが届いてこない。便利っちゅうものに、慣れ過ぎるとダメだな。お陰で更新どころじゃなくなった。

で、午後からのアポイントメントを一件キャンセルはするし、夕方向かった西明石から早々に戻り、添付メールで済むはずのデータを焼いてDTP(印刷屋さん)に持っていった。上手く事が運ばない日はある。しかしそこに無駄な動きなど無い。そういう二度手間や、キャンセレーションのフォローに、信頼関係が成立することも解った上でのことだ。大人じゃん、志賀敏哉。

夜、店の向かいで玉撞きをしていると、ラビット吉川が店の前にニンジンを囓りながら立っていた。少々早い時間の来店に「放っておいてくれていいですよ」と気を遣ってくれたラビットであるが、ウサギは寂しすぎると死んでしまうというではないか。早々に切り上げて、店を開ける。ラビットは嬉しそうにニンジンを「♪一本でもニンジン」と、差し出した。

「スポーツニュースで見たら、トライシーンしか映ってないでしょ あれでは、全然ラグビーの面白さ伝わってこなかったんですよね」

ラビットは、ニンジンを(もうええか)……そう言うと赤ワインのグラスを傾けた。切っ掛けは僕のサイトだった。彼は観てから僕に文句を言おうと、花園ラグビー場へ一人で出掛けてラグビーにハマってしまったのだ。自分の目で観てから文句を言うというところが、彼の今の地位・人格を築いているのだろう。僕の歳に近い彼の信頼できるところである。

50歳代後半のオジサンを「団塊の世代」と言ったりするが、今の時代の若者(20歳代までとしよう)は『断片の世代』だと思う。例えばスポーツニュースを見てゴールする選手が一番だと思い、全米週間ランキング一位の映画を信じてしまう。信じるまでならいい。全てを知ってるかのように語ってしまう。タチの悪いのは、そうして流れた情報を、さも自分が見つけたかのように話してしまうことだ。猜疑心に固執してはいけないが、疑うことをせずに自己はない。

見たモノ、感じたモノ、味わったモノを伝えたい。
それは、自分を信じることだからだ。


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