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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※志賀速報!【水曜日の午前2時まで、電話線が抜けとりました うぅっ…】

火曜日12日、連休というものが明けるとやはり街は閑散としていて、僕の玉撞き屋で過ごすことと読書と、そしてこの日記を書くことその他にPCに向かう時間が増える。いいサービスマンは、暇な時間の過ごし方、仕事を見つけるのが上手い。そんな部分だけは、クリア出来ている僕である。

ボーっと、考え込まない範囲で色々思う。昨日の日記の延長、街に先輩が少なくなったのは、マニュアルという代物に安心する大人が街に溢れてしまったからだ……クリエイティブ・ディレクターって、パーソナル・トレーナーと似てるなぁ……動かせない構造柱って、街全体が建築だとしたら必要なんだけど、京都には結構あって神戸には少ないなぁ……と、考え出したら枚挙に暇がない。

最後の『構造柱』の話だが、それは街並みや文化、祭りであったりもする。商店舗で言えば、絶対に動かせない場所がそこにはあって、シンプルにデンっとしてる柱のように「ナンの変哲もない店」がずっと続いていたりする。反面、過度に変哲がある(変な言い回しやな)店も残る、京都は不思議な街である。

方や神戸は「ナンの変哲もない店」が、どんどん無くなっていくように感じる。先日もある編集者と話したが、近頃の神戸の店は「カフェのような店が多い」と思うのだ。語弊があってはイケナイが、いいカフェもある。ココで言うカフェは街に根付かない店・場所のこと。ブームなのか、乱立するカフェには閉口するが、それは神戸の酒場や食べ物屋にも波及している。行く度に従業員が変わっていたり、人を覚えてなかったり、味が安定してなかったり。僕が斉元(お好み焼き・NHK大介と出てたん観ました)に行くのは、その全てがクリア出来てるからである。しかしそんな店は、神戸の街の中心部には少なくなった。

時に建築に於いては、構造柱が邪魔になる。しかしセカンドショットのスタイミーな木のように、建物の構造上取り外すことが出来なくて、それを生かす・活かすことに端を発してアイデアを噛み砕くと、意外にまとまってゆくものである。要はそれが目立ちすぎても駄目だし、「感じさせないけれど支えてくれる」存在として残すのだ。構造柱は権力誇示や、流行りモノとは対極にある。

神戸には、そんな柱が必要なのだと思う。
ちなみに僕は支えられないから、中心部は避けている。


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