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※志賀速報!【9/1発売Meets10月号(P.115)で、志賀とその仲間探し!】
金曜深夜3時、神戸製鋼・伊藤剛臣と僕は金山園でタラフク食べ飲んで、フラフラと加納町を歩いてた。なぜかタケは、道を歩く知らないカップルに羨ましそうに手を振ることを繰り返した。僕はゲラゲラ笑った。
木曜日は午後から大阪に行っていた。打ち合わせが終わってミナミに行き、女の子と法善寺デート。水掛不動に初めて水を掛けていると、すぐ隣から法善寺横町復興イベントの音がする。知らなかった。9月9日、偶然この日はあれから2年。今月末には店舗の8割が戻り、復興委員会が解散されるそうだ。昔の街の面影は致し方がなく薄れたが、息づく人は決して薄れていない。
そんな夕方、先の伊藤タケから電話が入って、ラグビーマガジン(そんな雑誌の存在知らなかったと言うな)の来月号特集で、僕の店でのショットを撮りたいと依頼があった。店の名前とサイトのURLは掲載OKを出して、夜の撮影。考えてみれば、神戸製鋼選手との雑誌ツーショット(死語)は、初めてのことだ。
その雑誌社の担当者も言っていたが、伊藤剛臣はラグビーを取り去れば少々社会に順応できない強面だが、確かに絵になる色気がある。スーツも似合うし、特異なキャラクターだ。ラグビーに於いて、身を挺して「特攻隊長・俺の背中を踏んで進め!」的日本代表選手である。
僕も面識のあるスポーツライター・藤島大氏の記述によれば、「才能とは『逃げないこと』」らしい。そういった意味では、彼は天賦の才能を備えているように思う。
昨日の日記冒頭括り、「磁場」について絡めて言えば、磁場はくっ付きもするが、衝突もする。ゆえに磁場は事なかれ主義には生まれない。そして磁場は時に、不可思議な縁を取り持ってくれる。そんな磁場が創り上げた出会い・出逢いは、『逃げない』間柄、対峙する・向き合うことだと解釈する。
つまりは、もし僕がプラスであり、お客様がマイナスであって(その逆もまた然り)、互いが一つになることは店冥利に思いがちだがそればかりでなく、弾き会う関係にもまたその磁界の意味を持つ。そうやって互いが『逃げない』関係を生み出せば、おそらくソコは誰かに必要とされる場所となるのであろう。
だからこう思いたい。この店は、磁場産業だと。
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※加納町 志賀とはどんなヤツ?
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