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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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月曜の店が終わりを告げる頃、さっきまでいたお客様の席に名札が落ちていた。それはその方の名が書いてある、製薬会社のモノだ。これって、無くなったら不便なんだろうなぁと、カウンターの上に置いたソイツをボーッと眺めながら僕は、あれこれと思い出していた。

名札を初めて付けたのは、多分幼稚園の頃だ。サクラだか、イチョウだったかは覚えてないが、ビニール製の花をかたどったケースに名前が入っていたんだと思う。そして小学校、ここでも似たような入れ物だったが、校章が入ったオリジナルだったように思う。転校した先でもまたそこの校章を使ったモノだったが、もう4年生だったせいか「付けないのが大人じゃん」みたいな感じでもう胸にはなかった。そこからしばらくは、名札から遠ざかっていた。

余談だが、体育や運動会に着る服に貼られた「ゼッケン」というものがあった。中学の時にはもう自分で既定サイズの布に書いて、母親に縫いつけてもらってたが、小学生の頃は全て親任せだった。あの「ゼッケン」というものはまだ、学校で使われているのだろうか。考えてみればあんなものは、教師の生徒への物覚えの悪さ・怠慢であり、戦後を引きずる「マスゲーム」や「行進」のような、端から見れば時代錯誤も甚だしい風習だったんだと今思う。

ゼッケンで変な区別もあった。親の字が汚かったり、油性だって言ってるのに絶対水性で書いてくる家のヤツ。体育授業中に滲んで「はい、ソコの……?」と、最後まで名前を覚えてもらえなかったそいつ。あんなもん、いらんと思う。

かと言って、大人の世界には必要になってくる場所がある。所謂男好きのする「制服系職種」である。「征服系触手」と言ってもいい。病院(看護婦・衛生士・助手・女医)や空港(グランドホステス・客室乗務員)、百貨店(エレベーター・インフォメーション・化粧品売り場・ブランド販売員)、受付(派遣が多いので、そのビルの社員もライバル)……ほぉ〜ら、名札は必要だろう。

しかしそこで大切なのは『企業名』『医院名』をしっかり知っておくことにある。子供服アパレルの「キムラタン」という会社があるが、そこの女の子に一目惚れした男に「ナンていう名前の子?」って聞いたら「きむらタン」と返した、園児級大馬鹿者もいたとの情報も寄せられている。気を付けたい。

……ともかく、このカウンターに置かれた名札は、彼にとっては必要なモノなのだろう。今日連絡するとしよう。接待に疲れて、一個人として飲みに来た彼にとってのソレは、全く必要のないモノだったとしても。


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