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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【8/1 第6回どろんこバレー参加決定!】

夜には涼しい、日曜である。

金土日と午前中から色々と動いたお陰で、寝不足もピークだった。打ち合わせ後、神戸製鋼フェスタに行って炎天下、しかも土曜の店と同じ恰好で行ったから、「なんでこんな恰好で来るの?」とヤツらに言われる。確かに。ストックホルムのブランド、J・LINDEBERGのパンツはオンコース(ゴルフウェア)スラックスだが、ホントは短パンTシャツで行きたかった。伊藤剛臣にチューハイを奢らされ、大畑パン(大介の生家)購入、ご両親と挨拶し、そこそこに15時半には帰路に就く。帰るなり、倒れるように仮眠を取った……。

塩が噴き出るほどに汗をかいた身体を熱いシャワーで打ち流し、男は鍛え上げられた肉体に労いの言葉を掛けた。そして、男はシャワーをフックに掛けたままに、頭から滴り落ちる湯に身をまかせる。「フッ」……微笑むと男は、つい先ほどの戯れを一つ一つ、薄皮を剥ぐように思い出していた。

例えるとそれは、ずっと子供の頃からの想い、憧れ続けていた珠玉の贅、悦楽の境地だ。果実は時代を映す。男の少年時代には、網目のメロン・オレンジ色の果肉は贈り物でしかお目にかかれなかった。所謂トロピカルフルーツなど、入院でもしなければ口にすることは勿論、見たこともなかった代物だ。達成感、今はそういった気分だった。断っておくが、これは夢ではないし妄想でもない。

男はその事実に、感動にも似た興奮を覚えながら、隆起した大胸筋に浮かぶ水の粒をバスタオルで拭った。鏡に映し出された上半身を眺めながら、まだ唇とその奥に微かに残る甘さにも似た感覚、その愛おしい感触を手繰り寄せていた。男は、子供には許されなかった行為、征服感を咀嚼しまた笑った。

「フフッ、ベイビースターにはない、男の美学だ……」

僕は初めて一袋まるごと、チキンラーメンそのまま食べちゃった。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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