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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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快晴は続く神戸。夕方の西明石。あぁ海に行きたい。でも目的は違う。

スポーツ選手のようなリハビリを始めて3週間。内臓疾患じゃないだけマシだが、ラグビーの後遺症を少し恨む。まぁそれ以上に得たものが大きいから今の僕があるわけで、ラグビーに関わってなかったらおそらく神戸にもいないし、まだ店などやってなかったと思う。しかしこれだけは言える。ラグビーに出会ってなかったら、多分僕は妻子持ちだ。高校受験の子供がいたっておかしくない。下手すりゃ、愛人もいるな……。身体が痛くたって、今の方がイイと思うけどね。

ハードな治療が終わって待合室で精算を待つ。営業らしき男性が受付に名刺を出した。「○○製薬のイナガキさんが受付に来られてます」女性の言う声。ん?もしかして?振り返った男性は、店のお客様だった。「明石担当やったんですね」「そうなんです、エライとこで会いますねぇ」僕は珍しく赤いTシャツを着ていたし、まさか西明石のココで会うとは思わないから、お互いビックリした。

よく「男の仕事姿はカッコイイ」と言ったりするが、確かに僕に気付くまでのイナガキさんはええ感じだった。ただ「○○先生はいらっしゃいますか?」と受付に名刺を渡しているだけの事だが、そんな姿は初めて見たわけで、「頑張ったはるんやなぁ」ってちょっと嬉しくなった。

たまに出会う。電車に乗ったときに見た吊革にしがみついて寝てる人、上着を持って汗をかきながら街を歩く人、営業途中と思しき女性が一人でランチをとる姿……どれも今の僕には経験がないが、働くそれぞれの姿が眩しく映る。それがまず見ることのない、知ってる人なら尚更にマブシイ。

かく言う僕の働く姿もなかなかなモノだと思う。
それは店に来ることで簡単にご覧に入れることができる。

月曜日は誰の目にも触れることがなかったが。プププ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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