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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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予報通り梅雨の晴れ間、こんな日に家にいるのはもったいない。のどが渇いてどうしようもない時に水を求めるように、僕はまた「芝生」にいた。

アイデアが浮かぶし、ボーッとも出来る。犬を連れたオヤジさん同士が、その扱いに対する喧嘩をしてる。サッカー少年とそのクラブには属していない少年との変な「確執」も目の前で繰り広げられる。おそらく、ジュニアユースに所属する子供達はそれなりに裕福なんだと思う。だからそれにちょっかいを入れる子供は、何らかの理由によりサッカーは出来ない。羨ましいけどそれを出せない男の子に、ユニフォーム姿の彼らは一緒にやりたいのに意地悪く接する。

欧米では民衆・大衆のスポーツのサッカーが、もしかすると少年の潜在的な能力をも摘み取ってしまうのは寂しいことだ。プロチームに憧れるその「芽」が育つのは実は英才教育にあるんじゃなくて、その門戸を開放する本来の「クラブ」にあるはずなのに、日本ではまだまだスポーツの捉え方に偏った考えがある。

少し離れた芝生では、おそらく中学生くらいの男の子達がチームに別れて本格的なゲームをやっている。素人目にも上手だと思う。ボールをキープした男の子が、相手チームに奪われてターンオーバーされた。その少年は、その接触で思い切り転けるアピールをした。テレビで観たことがある。プロみたいだ。

こうやって子供達は「覚えなくてもいいこと」と「やらなくてはいけないこと」をはき違えてゆく。何が悪くて、何が人を感動させて、何がチームのためになるのか。 憧れのスポーツ選手のように、ドラマや小説・映画のようになるのは、培った努力や時間と覚えなければいけない優先順位があるんだと、大人が教えてあげなければいけない。じゃないと日本のスポーツはダメになる。

ずるいことは、大人になったらいやでも覚えてしまうものだ。それは理性が食い止める。子供は理性より先に感性を持てばいい。もちろん、軌道修正はその近くにいる大人がやらなければならない。無論、一方的ではいけない。

大人は子供から、忘れかけていた感性を学ぶのだから。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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