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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜は雨らしい。関西の梅雨入りは6/1くらいで、7月中旬明け。例年より早いそうである。と土曜の朝、CXのマオちゃんが天気予報で言っていた。

本日昼に網干(あぼし)という、北斗の拳にやられたヤツが言う言葉みたいな(ひでぶ!あぼし!)場所に行く。神戸製鋼が東芝府中とそんな遠くで試合をするのだ。その辺に東芝の工場があるらしく、日本選手権の決勝の再現となる。

僕は占いの類は信用しない。統計学に外れた方に、僕は美徳を感じる。しかしインターネットに登録している住所や生年月日で立ち上がる最初の画面には、ご丁寧に天気予報とその日の占いが見られる設定にしている。29日の占いによると、この土曜から一週間、僕はバラ色の人生(死語やと思う)で、特に恋愛運がイイらしい。高を括りながらも、期待するのは悲しい志賀……サガだ。

そんなとき日曜ホームパーティー(少し恥ずかしい表現)の誘いがあった。家は芦屋、そこの旦那は大手広告代理店、嫁はテレビ局勤務、そして業界人を呼んでホームパーチー(と言えばオヤジ)。ナンだこの絵に描いたような環境は!しかも僕は一人で呼ばれている。どうせそこは広い家なんだろうな……


『30畳はあるリビングで、5.1chDTSのDVDシステム、50inchはあろうかと思しきプラズマスクリーンに映し出される風景は、いつか観たハリウッド映画だ。僕はカッシーナのソファで歓談する男女を横目に、バカラのコレクションのあるマホガニー・カップボードをボーっと逃げるように眺めている。皆が飲むシャンパンやワインを止めて、一人ウイスキーの入ったオールドファッショングラスを持っていた。どこか場違いな雰囲気に、やっと安心を取り戻した感じがしていた。ふとカップボードのガラス扉に映る、一人の女性が僕の目に飛び込んでくる。僕は振り返り、彼女に吸い寄せられるように目が合った。

「お一人ですか?」     「えぇ」

話をすると、彼女は友人に呼ばれて来たがココで会う人々は初めてで、その友人は歓談の輪の中に入ってしまってなかなか帰ってこない。手持ち無沙汰で、そろそろ先に帰ろうかなと思ってたところだと言う。

「僕もなんですよ よければ場所を変えませんか」……』


ククククッと想像しながら、家の主であるその旦那に電話を掛けていた。

「昼から始めて、夕方には終わりますから」

うううぅっラグビー観戦中やん!しかも兵庫県の端で。

そんなドラマのような出逢いの妄想が、漫画のようなオチで消え去った。

占いは信じない。信じないがこの一週間に期待している、ボクもうすぐ40歳。
想像力は賀来千賀子の旦那級に、タクマシイ。


※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だそうだ!
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加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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