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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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もうすぐ西日本は梅雨入りらしい。毎年思うのだが、梅雨はいつ頃からいつまでなのだろう。神戸も明日からは曇りがちだと言っている。

皆さんにとってはどうでもいいことかも知れないが、千円・五千円の新札両替には相変わらず手を焼いている。1995年8月以来、釣銭は新札と決めている。渡す方も受け取る方も、それは同じ金額でも気持ちが嬉しいではないか。特に支払いに新札を出すお客様だと、気持ちの余裕すら感じてしまうモノである。

大手のホテルでも新札釣銭を出さなくなったところもあるし、頼みの銀行も枚数制限している。閉店間際に行くと「本日の新札両替は終了いたしました」と張り出してあったりもする。ところが、イイ銀行を見つけた。

それは多分、街のコンビニに行っても無かったクーポンマガジンが、田舎のスーパーには山積みされていた、みたいな……買いたい雑誌が一冊しかなくて汚れていたので、わざわざローカルな本屋を探した、とか(これはちょっと違うな)……スーパーの牛乳の日付をできるだけ最近のにしようと奥に手を伸ばしている時に従業員に見つかったとか(全く違うな)……まぁ、とにかくなぜかその銀行には二千円札はないのに、千円・五千円の新札は制限無く両替できるのだ。ラッキーこの上なし(表現死語)である。

僕がよく行くウイングスタジアム近くの銀行だ。トウダイモトクラシだった。大正デモクラシーは、灯台もと暗しとイントネーションが似てるが、ニーヌ・マッケンジーと新沼謙治くらいに、平井堅と菅井きんくらいに違う。そんなことはどうでもいい。意外な拾いモノは、見落としがちな足下にあるということだ。

ただ僕は、下を見ながら歩く人が街に多い中、上を見て歩くことは忘れないでいる。足下掬われないようにたまにはそこを気にはするんだけれども、広く街や人を見渡して照らすのは、上を見ないと実現しない。

それは万人に解ってもらうためではない。店のやり方も新札で釣銭を出すことも、「感じない人」には何も感じさせないモノだ。全て自分のために発信する・想いをシタタメる。人が感ずるかどうかは、その後のことだと頷きながら今日もまた、時流に乗らない店に立つ。あぁ、自分好き。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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