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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日。日中は暖かかったが、夜の温度差は気を付けナイトだった。
我ながら情けないギャグだわい。でも今日はええ話だよん。

よくホテルのベッドの横にある、聖書の話らしい。とてもいい話なので僕なりの解釈をしてみた。原文は知らないから、僕の脚色で物語として書いてみる。
「二人の足跡(ソクセキ)」の話だ。

…………………………

砂浜に、四つの足跡がある。つまりそれは二人の足跡だ。
小さい方の足跡の主は、身体を患っているようである。
二人は寄り添い、共に歩いているように見えた。

ある日、足跡は二つになる。小さい方の足跡は消えてしまった。その人はどこに行ったのだろう。どこかに置き去りにされたのか、それともこの世にいなくなったのか。足跡は二つだけ、いつもよりはっきりと踏みしめられてそこにある。

答えは、強く堅く踏みしめられたソクセキにある。

その人は、もう一人を背負ったのだ。
そしてまた、共に歩みだしたのだった……

…………………………

この話は、男女にも思えるし、親子にも友情のようにも取れる。解釈はマチマチだ。 僕の周りには、病気になったり、友に裏切られて悩んだり、仕事でのトラブルや人間関係で考え込む人がいる。火曜の店にもそんなお客様がいた。もちろんそれは自分で解決することとなるのだろうが、その糸口は人の導きが多い。僕はクリスチャンではない。ないが「背負う人生」は解る。

よくそれを否定的に表現する人がいる。しかしもがき悩み苦しむ自分も、近しい人の死を悲しみ、やるべきことが手に着かない自分もNoじゃない。悲しみに暮れたり満面の笑みを浮かべる自分も、同じ自分なのだ。

だから友に言いたい。そして自分にも言いたい。落ち込むのも笑うのも、涙をポロポロ流すのも怒りを露わにするのも、『全部イエス』なのだ。

だって、それは誰もが体験で知ってることだ。

気が付けば辛いことも、笑って話せたりする時が来るもんだと。


※ヨソジー志賀(四十路・6月で)の「たまに吐くならこんな店・番外編
【無宗教だが、聖書、マジで読んでみてもええかもね】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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