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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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3月に入っても少し寒い感じはする。ホントに寒いのか僕の悪寒なのか、イチイチ人に確認している間はまだ、僕の体調も良くないのだろう。2月の後半は色々バタバタしたが、ゆっくり休んでもいられない。医師のお客様の助言もあり、当たり前だがしっかり睡眠を取るように心がけてはいる。

「いつ寝てるの?いつ日記を書いてるの?いつ更新してるの?」と矢継ぎ早に聞かれたところで、「眠れるとき、書けるとき、更新できるとき」と『いつもここから』の「悲しいときぃ〜!」のようにしか答えることが出来ず、無理をするのならばそれはやってはいけないことだと認識した上で、睡眠時間だけは人並み以下だったのかも知れないと、反省猿のようにうなだれている今日この頃である。

ある女の子からラグビー選手に渡されたラベンダーアロマオイルが、アロマあれまぁの内になぜか僕に回ってきて、今は自宅の枕元に置いてある。そのお陰で、睡魔がバタフライスイマーの落ち着きの無さくらいにどっと押し寄せて、レム睡眠に到るスピードは世界記録並みになった。ラベンダーと言えば、NHKドラマの「時をかける少女(原田知世のではない)」を思い出す。大人になるまで、嗅いではイケナイものだと思ってた。今は、時をかけるオヤジには欠かせない。

考え事をしたくて、居留地のカフェにいた。トイレから戻ると、玉撞き屋でよく出会うイラン人に似た男が、隣のテーブルに一人でいる。こんな流行のカフェで一人とは、寂しいヤツもいるもんだ。あぁ俺もか。席に着くなり携帯が鳴る。サッカーチームのマネージャーをやってるNクンだ。「志賀さん、どこにいるんですか? 今、一緒にいる通訳の子がTVRファンで、車で通りかかったら『この車の写真撮りたい!』って言い出して……」表に出ると、彼と通訳の女性が立っている。もちろんこういうケースは悪い気はしない。名刺をもらうと、その女性は楽天の社長室にいるらしい。ヴィッセル神戸の新しいオーナー関係だな。

カフェに戻ってPCを覗いてると、隣の外人が話し掛けてきた。「ここにはLANが引いてあるの?」「いや、ここにはベースステーションはないと思う 僕は書き物をしてるだけ」と流暢とは言えない英単語を交わし(僕の方がね)、店長にそのことを聞くと3週間後に無線LANが設置予定だから「その後は通信できるよ」と教えてあげた。彼は目尻を下げて、独特の笑みと共に握手を求めてきた。

帰りに店長に「彼と知り合いやったんですか?」と聞かれたが、
「ただの隣り同士、人類皆兄弟だ」と死語を放ちながら店を出た。

僕はトイレから帰ってきた段階で分かってた。

3月最初の月曜日、

僕とイルハンとの初対面の日である。


※ヨソジー志賀(四十路・6月で)の「たまに吐くならこんな店・番外編
【そのカフェで色々やってると、昔玉撞き屋で出会った若者に再会した スーツ着てハリバートン風の鞄を持っている風貌に「シャンとした恰好して、今ナンの仕事やってんの?」と聞くと「儲かったら言いますわ」と返された
今の世相と若者を物語る、寂しいヒトコトやと思った】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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