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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※ココだけの志賀速報!【神鋼ラグビーサイトに「志賀」が……近日発表】

今店にいる僕は、大事な打合わせ中に財布を落としているのに気付いた人みたいになっている。自販機の釣銭を忘れたことを思いだしたのに、お客様がいて店から出られない時のようだとも言える。いいや、冷凍ピラフをレンジでチンしたのに、食べないまま家を出てしまったような……それはちょっと違うな。ともかく、早く家に帰りたくなっている。その答えは、文末「ハラタチ日記」で。

しかし、タコにしてやられるとは思わなかった。

昨日の日記のことだ。見事に反応メールが多かった。過去には>>>「『すくくしるる』とは何ぞや?」>>>「志賀、地球を大いに耕すの巻」で使った手法であるが、長ったらしい「ほぼ毎日日記」の小休止と言ったところか。味をしめないように、でもたまには使ってもいいだろう。いやしかしナンちゅーか、と森繁久彌や藤岡琢也ばりに言ったところで、タコにやられたことには変わりない。僕にとってタコなど取るに足らないものだと思ってたから、少々クレクレタコラである。

それはヤクザ役の細川俊之が「立ち退きのきの件、考えていただけましたでしょうか」と言う横にくっついてる舎弟・タコ八郎の「立ち退きのきのきだ、コノヤロー!」という姿を見ていたことでも思うし、タコ焼きの原価が安いから屋台でも出そうかなんて、安直に考える輩の話を聞いたことがあるという所以なのかも知れない。タコなどゲイラカイトの出現により上げられなくもなった。併せて、小林麻美が蚊の泣くような声で唄ってた「雨音はショパンの調べ」の原曲がTACOだったのには、ズイズイズッコケたものだ。

しかし、ここに来てタコの認識を改めなければならなくなった。そう言えば小学生の頃、「仮面の忍者・赤影」の白影さん(牧冬吉・故人 当時京都・山科在住)の操るタコが山科の西友駐車場に繋いであるという噂があった。「影」の大凧が横たわっているのか、繋いで空に舞っているのかが気になったモノだ。散歩中の白影に出会ったことが自慢でもある。それが青影だったのならばその後「どっこい大作」になっても、「だいじょ〜ぶ」とはならなかったはずだ。

確かにそうだ。たこ焼きに蛸が入っていなければ「ヤキ」だ。お好みだって、もんじゃだって、大文字だって、ただの「ヤキ」なのだ。「ふっ、ヤキがまわったな……」とタコがどの手で煙草を持ちながらクール・オクトパスに、煙ならず墨を吐くのかは分からんが、今になって蛸の重要性が解ったような気がする。

「タコ」はみんなの身近にいるのだな。火曜の店もボウズではないが「タコ」に近い日だった。神戸の街の人々は「タコ」く籍である。そして帰る車「タコ」メーターを睨みながら、ハンドルを握る。タコタコタコ……。帰って「タコ」ツに入ることにしよう。あぁコタツか。と言うか、そんなもの自宅にないな。

ともかくタコは、僕に甲斐甲斐しくも蛸々しいものとなった。


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その51
【店に来てから気付いた 家の荒ゴミと一緒に、店の乾き物を入れた袋を捨ててしまったようだ 僕もリサイクルしようとするオジサンみたいに、懐中電灯持って朝までにゲット(死語)しないと しかしゴミ山積みやったら、怖いな】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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