www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
5/28「『おかわり自由』という事由」 バックナンバー >>>
最近街のあちこちで、そんなのぼり看板が目立つ。僕のような大食漢(死語でしょう)はかなり嬉しい話であるが、それで客引きとは不景気を物語っていると思う。しかし、ちゃんと明記して欲しいものである。
『おかわり自由(でも有料)』やったら怖いがな……。

「おかわりし放題……但し、有料なの」ってのがイヤだと言いながら、それが個性ならばイイと思う。カラオケが付いているが唄うのはマスターだけとか、綺麗なお姉さんが一杯いる店だが全てマネージャーが侍らせていて、お客はただソレを眺めるばかりだとか、廻る寿司ならず回る職人だとか(多分「ダンシング板さん」とか言われるんやろ)……まぁそれもノーパンしゃぶしゃぶに近いものがあるか(トップレス牛丼のチチの屋ってまだあるのかいな?)。奇を衒ったモノは昔から、人が集まるのも崩壊も早いから、「継続個性」が必要なのだろう。

それなら、「おかわり自由 でも3杯目で止めれば有料 しかし4杯目からはタダ 但し一粒残すごとに100円戴きます【小さい頃、ご飯粒を残すとお百姓さんに申し訳ないって親から言われたでしょキャンペーン】」ってなものはどうだろう。長いな。それで行列が出来るワケもない……。

真面目な話、『自由』なんて言葉が(価格自由競争などに見られる)本来の自由を通り越して、狭い世界でしか生きられなくなった。不透明な情勢、先の見えない社会、情報が氾濫する昨今に、比べればどこかの国よりココは自由だし、束縛されない現状はそれぞれにある。でも、こんなのが『自由』なんだろうか。

一つに決めない答えや、子供が描く緑ではない山の絵を否定し、うるさい子供を叱りつける他人を受け入れない親……それらを自由なる表現・権利・主張とは言わないで、マジョリティを安心と捉える義務教育社会・日本なら好きではない。

僕の場合多少周囲から羨ましがられるのは、定食屋の「おかわり自由」という言葉にこんな話にまで引っ張ることの出来る、リベラルなこのサイトを持っていることか。かなり、自由気ままに木の実ナナ、自由が丘の総理大臣である。


※本日の志賀・ヒトゴトではないヒトリゴト
【朝TVでやってた「魔法の杖」という占い翻訳本がブームらしい イエスかノーで答えられる質問を頭に思い、好きなページを開けるとそこにメッセージが書いてあるそうだ これで保険の営業に行ってる女性を追っていた これで恋愛の結果を求める人もいた……僕が一番苦手とする部類の話だが、悪い結果なら「ウソウソ」と言い聞かせてしまうだろう 「魔法の枝(えだ)」というパロディ本をつくろうか、なんて考えてしまう僕である】

※《レディースTシャツ・拡販への道!》
【あるディレクターが店で言った 「10の噂をつくることです」……なるほどなるほど で、考えた 幸せの黄色いTシャツ、アラジンと魔法のTシャツ、101匹Tシャツ、不幸のTシャツ……却下された】

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga