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■ 中毒性日記 2012
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜夕方。予報通りの豪雨。こりゃ今日の店は静かだなと思いきや、ふらりと訪れる人もいる。JRの事故で電車が動かず、予定していた大阪行きを諦めて店に来たお客さん。通勤通学の足にも影響があるはずだが、「寝台特急で遠くまで行く人にとっては、そんなとこで立ち往生喰らったらたまらんでしょうねぇ」代替え輸送が適用されて、ハイ神戸空港からどうぞって言われたらトワイライトエキスプレスの意味がない。それにしても、ホントここ数年のJRは何かとあるな。

雨が降り出した夕方、自宅マンションのロビーで、大学ラグビー先輩の娘に会った。大阪の大学なのに(しかも先輩は三重で、僕は京都なのに)神戸塩屋の同じマンションに偶然住んでいる。その子は震災の年に生まれ、背は170cmほどあり手足が長く、このままモデルにでもなりそうな女の子。もう高校二年生になった。

まぁ赤ん坊の頃から僕は知ってるわけで、「君は僕の腕に抱かれて育ったんだ」と言ってもあながち間違いでもないし、つい先日もEXILEが好きだと言うから、僕は元EXILEやでと返しても冷笑とはならず、そんなアホなと突っ込んでくれる。僕の子供でもないのに、その成長が嬉しかったりする不思議な感覚。

ところが、彼女の隣には同じく制服を着た「男子」が立っていたから、僕は思わず隠れそうになった。「ナニをしているんだろ…」隠れる必要もないタイミングなのだが、ナンだかソコに僕はいてはいけない気持ちがした。

しかしながら目が合って、「よぉ」と手は挙げたけれども僕はすぐに郵便集合ポストエリアに身を隠した。アレは絶対彼氏だ…今から家に行くのかな…ということは親も公認なのか…凄いな最近の若い子は堂々と…僕の高校の頃はもっとコソッと…あの男子は僕をどう観たのかな?…「オイ、ナンであんなカッコイイ男と挨拶してるんだよっ!」とキレられて喧嘩になってないかな…おぉそりゃイカン、僕の魅力の成せる技だとしてもそれはまだ青い男子には理解できるまい、「僕と彼女は何でもないんだよ そうそう彼女を抱いたことはある、っと言っても赤ん坊の頃だけどね」とアメリカンジョークを飛ばしてもダメだろうな…

その瞬間に色々考えてはいたが、いつまでも広告しか入っていないポストを眺めているわけにも行かず、そこから市原悦子のように覗いてみると、彼らはもういなかった。エレベーターは先輩の家のフロアに停まってた。

雨は更に強くなっていた。駐車場までは少しある。

好きな女の子に彼氏がいたことを知ったあの頃のように、甘酸っぱい男子を演じてみる。僕は土砂降りの中、傘も持たずに飛び出した。

…っと思ったが、すぐ差した。

もう高校生の体力など無い。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
一瞬でびしょ濡れやったがな^^;

※志賀氏的伝言板
木曜は昼夜(深々夜)イベント目白押し予定^^ 】 

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