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■ 中毒性日記 2012
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日。天候は過ごしやすいが、身体はまだそれほど楽にならない。年齢もさる事ながら「普段やらない物事」に取り組んでいるためである。事後報告で済ませるつもりが、それはアカンでしょと大きく膨れ上がり、気が付けばちょっとしたイベントになっている。もちろん性格上、人任せでは終われないので、結局なんだかんだと関わっていることがちょっとしたカラダに異変を来した原因だろう。まぁ、普段通らない道で出くわす、警察のスピード違反取締まりのようなものだ。ちょっと違うか。

店に入る前に1回は相手を泣かせて、その後夕方には2度泣かされた。

2回泣いた話は、イベントのネタバレになりそうだから簡単に書くとする。僕がどうしてもやりたかったことがある。小学校の先生を訪ねその背景や様々な想いを聞き、それを「使う」ことの快諾をいただいた。そして映像を見せられた時にはオイオイと涙した。この語ることの出来る「顔の見える関係性」そのストーリーが必要だった。その後に行ったライブハウス。リハーサル中のグループを訪ね、初めての体験をした。ここでも語るうちに泣いた。彼らは優しかった。

さて、泣いてばかりではたまらない。次は泣かせた話。15時頃、大阪体育大学ラグビー同期のUから、ホント久しぶりに電話があった。今は東京にいて、介護関連の仕事に就いているらしい。背は低いがそんなことはモノともしない、強いウイングだった。つまりスクラムを組む僕とはBKとFWでポジションが違っていたのだが、なぜかよく遊んだ。梅田の東通り商店街でみんなで飲んだ後は京都に帰らず、太子橋今市のヤツの爺さんの家に泊まらせてもらったりした。彼には諸事情で、親がいなかった。そのうち京都にも遠征してきて、僕の気付かないうちに母と仲良くなっていた。社会人になってからも、僕の知らない間に母親に電話をしていたようだ。

酒癖の悪さが祟って何度も「事件」を起こしたヤツに、仲間は徐々にサジを投げ始めた。仕事を辞めて怪しい職に就いていることもあった。酒に頼るヤツの行動は変わらず続き、僕もそれなりには迷惑を被ったが、スタンスは変えずにいた。神戸の震災があってからも彼は神戸にやって来てくれたが、そのうち、バーなのに酒を飲ませない僕の態度にいつからか、ヤツは来なくなった…。


「何で、オレからの電話ってわかったん?」

昔の携帯電話番号しか教えてへんかったはずやと言うが、少し前に他の同期からは聞いていた。いつか掛かってくるであろうヤツからの電話を、どなたですか?とは言いたくはなかった。20数名いた同期の中で、独身なのはおそらくヤツと僕だけである。風の便りで聞いたらしい。でもそんなことはいい。

「母親が、君のこと心配しとったで」

元気でやってる、それだけで嬉しい…そう言ってたと伝えると、ヤツは泣いた。


もしかしたら志賀のことやからと、僕のブログ日記を最近見付けたらしく、10数年分を遡って読んでいるらしい。facebookにしてもそのように、離れていても仲間の状況が分かる。無機質なデジタルも、たまにはいいことをする。

月並みだが、同じ釜の飯を食った仲間というものは、やはりどうあれ仲間だ。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
「僕はずっと貴方の第二の息子ですから」  ヤツは後で、母親へ伝えてとメールをよこして来た しかし僕には弟がいるので、君は第三の息子だ 】

※志賀氏的伝言板
今週末で人数確定します 】 


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