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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日夕方から、雨の降ったマチである。その時僕は、少々後味の悪い大阪梅田にいた。依頼をする立場でもその逆でも、相性はある。こちらが話をしてるのに、掛かって来た電話に何も言わずに出る(2時間そこにいたが、10回以上電話に出た)し、その後にもすみませんの一言もない。そして帰り際には…まぁそれはいい。とにかく、新しい相性のいいパートナーを見付けないといけない。

そんな想いを引きずりながら三宮に戻ると、更に雨脚は強まっていた。眠気が襲って来たので、店の開店準備をしてソファに横たわると程なく寝てしまっていたようだ。20時の開店と同時に来たお客様が、声を掛けて起こしてくれた。

よく知る同い年だったためこの日の大阪の話を愚痴ると、それならぜひ紹介したい人がいると、まるでその出来事を知っていたかのように話が繋がったので、それもタイミングだと互いに少しの驚きと、確信を以て頼ることにした。

夜、京都から電話があった。ラグビージャーナリスト、大学同期の男からだった。京都の祇園で、僕の高校同期キャプテンと飲んでいた。ちょうど19日の日曜に、母校大阪体育大学と早稲田大学の試合があり大差で早稲田が勝ったが、それぞれの大学出身の二人だ。日曜の対戦を語っているかと思えば、そんなこと関係なしに飲んでいると言う。そうだ。確かにラグビーの繋がりに、そんなことは関係ない。

突然ノイズがして4つのスピーカーから音が出なくなった、店のアンプを買いそびれている。師走は何かと入り用があるということもあるが、一時的に持ち込んだ自宅のコンポが意外にいい。近頃はiPodに代表される携帯オーディオ機器のお陰で、クリアなデジタル音がどこでも手に入るわけだが、当然出力の弱いスピーカー搭載の家庭用が懐かしく、やんわりと僕の店に音を広げてくれている。ただし使われなくなって久しいオーディオだけに、見事にCDプレーヤーが作動せず、これはFMラジオでも掛けないといけないかと思っていたら、MDが一枚入っていた。

これがまた良かった。誰かが編集してくれた80年代のコンピレーションで、少々こもった音のコンポにマッチしていた。思わず聞き入っていた。

気付けば何でも、必要以上にクリアな世の中である。でも僕は、ちょっと曖昧で不便だった、ラジオをチューニングしたようなあの頃の方が好きだ。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
ってなわけで、しばらく店の音源はアナログチック(死語)

※志賀氏的伝言板
大晦日(元旦朝方)まで休みなし 】 


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