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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜夕方に自宅に戻ると、留守番電話が入っていた。携帯電話への転送で確認した時には女性の自動音声だったので、よくある迷惑なアンケート電話のものだと思っていてちゃんと聞かなかったが、これはこの日から新しい光電話が開通したという知らせだった。ということは、12月1日にネットが開通しからこの日まで、自宅の電話は使えなかったということである。確かに携帯電話が一人に一台あれば、家に掛かってくる電話と言えば、営業電話くらいのものだからそう問題ではない。電話の権利がどうだと取引きされた時代は、もう遠い昔の話である。

日曜から月曜は、淡路島にいた。目的は幾つかあったが、洲本の鮨屋のレベルの高さとその安さに驚いた。唯一の小さな映画館では、大奥とナイト&デイというアンバランスなロードショー(twitterには画像をアップしている)が如何にも「大衆娯楽」を醸し出していた。都会のシネマコンプレックスより温かいものであり、いつかここで映画を観たいとそこを後にした。

結局東浦に泊まって、月曜昼に北淡を目指した。いくら大きいと言ってもそこは「島」である。すぐに海が見える道中、しかし高い山などはなく見通しは利き気持ちいい。30分ほど走って着いた病院は、あの震災で地表に表れた野島断層のすぐそばにあった。ある人の見舞いに行ったのだが、昼時に着いたので、目の前にある「淡路市北淡震災記念公園」に入ってみた。雨の月曜日は閑散としていたものの、天然記念物に指定された140mもの野島断層が見られたり、震災の色々を残している施設として、この辺り一体が復興を記念して誕生したものだそうだ。

入口のリアルな模型や、モニターから流れる当時の映像は色々思い出して辛かったが、見るべきもの、知っておかなければならないものがたくさんあり、覗いて良かったと本当に思う。しかし、「商売っ気」も確実にあった。レストラン売店で売っていたメニュー、断層をイメージしたその名も「断層ドッグ」には驚いたが、それを笑えるようになっただけ、心の復興は進んでいるのだろう。

淡路は近場のリゾートだと神戸の誰かが言っていたが、日々の喧噪や頭の中を巡る面倒なことから逃れられるという意味に於いては、確かにそうだとも取れる。しかしながら本来のリゾートは、人のよく集まる場所、盛り場、行楽地を指す。

あの場所は時代錯誤も甚だしく、時間が停まったかのようにゆったりとたおやかに流れているが、振り返ることのできる場所である。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
自宅から30分、日帰りでも行けるのがいい

※志賀氏的伝言板
12/20(月)〜大晦日まで休みなし(予定) 】 


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