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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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火曜日。いつ以来かと思い出せないくらいの久々に玉撞き屋を覗くが、もう昔のノリで撞く雰囲気ではなかった。時代のせいにしたくはないが、老兵は去るしかないのだと思った。ワイワイやりながらそれでもシノギを削りあったギャンブルは、今は昔のことである。平成は空気が重た過ぎる。楽しむという本来の姿がない。

店でお客様が忘れて帰った無料配布クーポン誌。唐辛子はレッドペッパーだと思っていたが、とびきり唐いヤツのことをそう言うのだろうか。とりあえず保管はするが、まぁ無料配布のものだから取りにくることはないのだと思う。いずれにせよ、僕には必要ないと棚に放り込もうとしたが、とりあえず神戸事情をと開いてみた。

全く知らない店ばかりである。何割引だか特別メニューだか、そもそも100%のチカラでお客様に出してるものの、割引というところが僕には解らない。とは言え、忘年会シーズンである。幹事さんには重宝される代物なのだから仕方がない。

これは店側が広告料を払って載せてもらってるものだと思う。だとすれば、なぜか店名やデータが小さいのは不親切なような気はするが、その分写真をしっかり出すことでアピールしているのだろう。地図なんて、視力が残念なことになってる僕としてはかなり辛い。スキャンしろと言わんばかりにQRコードがあるので、皆そこからデータを収集するのだ。それも、何だか温かさがないなぁと思う。

自らが広告費を払い店をアピールする。自分の店はこんなにいいところがあるから、ぜひ観に来てくださいということだろうが、それが家のような店(=そういう想い)だとしたら、何だかとても違和感がある。「多くを取り込み、その中から顧客を見付ける」という行為は、どこかデパ地下の試食のようである。

この日の夕方、淡路に実家のある知人に、おススメの鮨店を聞いた。地元の人はココに行くとか漁師までも覗くとか、確かな情報はそこを知る人に聞くに限る。

情報過多の時代に、あの手この手で知らせようとする店よりも、情報の少ない店の扉を自ら切り開くことの手間が、「とっておき」を創る。

そして、その「とっておき」は大抵、長く心に宿るのだ。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【その昔、そのクーポン雑誌の担当が来たので 「二割『増し』クーポンならええよ」と言ったら失笑されたことがある 】

※志賀氏的伝言板
【12月からNTTからの乗り換え設定をしたのだが、今のところ メールの送信ができません-_-;  暫く、返信は携帯から送るかも】 


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