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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日。風邪の具合は行ったり来たり。それは子供も同じ。金曜日にミュージアムで「スポーツと地球環境」講義を終えて間もなく、5年生の女子の一人が、気分が悪くなった。先生はエントランスロビーのソファで彼女を横たわらせて、また館内見学に戻った。一人残されたその子に僕は、着ていた上着を掛けた。

不思議だ。僕がした行為は少々偽善的なものだったのかも知れないが、なぜ「ココ」の人々は僕より先にそうしなかったのか?気の毒な子供だという目で、数人の大人は観ていたが、彼らは何もしようとはしなかった。おそらくそういう大人達は、マチで倒れている人や、自転車でコケた人にも手は貸さない。


そして、代理店担当からその後メールが届く。

志賀さんのジャージーは私がお預かりしていますので、
機会をみてバーなどでお渡しできればと思います。
あの女の子は、あれからアシックスに常駐している看護婦さんが来られて、
診てもらってから、医務室で一眠りしたら元気になったみたいです。



そして僕の返信。

昨日はありがとう。
あの女の子も元気なら良かった。

僕はたまたま実習以外に教職に就いたことがあるので
ああいったイレギュラーは何度も経験があるのですが
ミュージアムという受け入れ施設で、
どういう対応があったかということは結構重要ですね。

もちろんウェアを掛けたのは意図的にしたことではありませんが、
あの子が大人になってからもミュージアムが存在するのなら
またいつか訪ねてくれるかも知れません。
リピーターとはそういうものだと思います。



上辺だけではない誠意や、もてなしの心。

僕にそれがあるのかどうかは分からないが、あの場所で優しくしてもらったという子供の記憶が、その親へ、そして将来の家族へといつか伝えられるものだとしたら、僕はただの「マニュアルで話す講師」ではなかったと思えるのだろう。

またゆっくり、戻ってきて欲しい。それが随分先のことだとしても、その訪問を、僕に教えてくれる施設であると信じて待ちたい。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【そう言えば僕も京都の小学校時代に、社会科見学で近畿コカ・コーラボトラーズ久御山工場に行き、バスに酔ったせいでずっと室内にいた記憶がある  その頃のトラウマがそうさせたのかも知れないな

※志賀氏的伝言板
今年中に会いたいものです、皆さん! 】 


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