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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜夜、まだ冷たい雨が降っている。

日曜から月曜にかけて京都にいた。昼の打合せまでに少し時間ができたので、山科から地下鉄に乗り、京都市役所前で降りる。そこは河原町御池、本能寺の近く。この辺りは、僕の学生時代を謳歌した、まさに懐かしい街並である。そこから河原町通を南下、つまり京都で言えば下ル(京都の地名表記はこう 普通は下がる)わけだが、もう映画館の東宝公楽もスカラ座も東映京劇もない。

そう言えば実家で見た京都新聞の映画案内欄には、初めて知ったシネマコンプレックスが幾つかあった。新京極三条下ル「MOVIX京都」と二条駅の「TOHOシネマズ二条」、そして聞き慣れない名の「T・ジョイ京都」(京都駅八条口南)である。そのT・ジョイってとこは、ナンと24作品を同じ日に上映するらしく、イオンモールの中にある複合施設のようだ。もう、僕の知らない京都である。名画を数多くリバイバル上映してきた「祇園会館」(八坂神社向かい)がまだ残っているのは嬉しいが、やはりご多分に漏れず京都にもシネコンの波が押し寄せて、単館ロードショーやアート系の箱は少ない。神戸とはまた違う部分で、映画とは関係性の深いマチだけに、どこにでもあるシネコンには違和感を持った。

大学時代、待ち合わせをよくした四条河原町。今年一杯で閉店(マルイに変わる)の阪急百貨店がある。阪急は30数年続いたが、僕にとっては未だに新しいイメージがある。やはりその対面にある老舗高島屋の重厚な外観が、京都を色々思い出させてくれる。小学校の頃、百貨店の屋上と言えば高島屋だった。古ぼけたゲーム機、ペットや昆虫ショップ、ソフトクリーム、お子様ランチ。デザイナーズブランド全盛期には、店員と仲良くなることがちょっとしたステイタスで、案内所やエレベーターガールと知り合うと、行く度に「よぉっ」と声を掛けたりできることが優越感に思えたりもした。あぁ恥ずかしい、僕の過去ナール。

帰るのは京都。実家があって家族がいる。
戻るのは神戸。店があってお客様がいる。

どっちがいいか?

今はもう、選べなくなった。


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※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
今年もあと2ヶ月かぁ

※志賀氏的伝言板
バーテンダーズナイト、盛大に11月22日(祝前日)予定


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