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土曜日。また暑い日中の神戸である。
webデザインに関わるとより一層解る。ネット環境の不具合と、Flashの驚くほどの遅さで、とうとうPowerPCからIntelに乗り換えた。まだ充電中でデータの移行もしてないが、ワイの家にFireWireケーブルってあったかいな？とか、あのソフトどこにあるんやろかなどと、数年前にMacを替えた際の記憶を辿る。昨日書いたが、Apple（林檎ですよリンゴ、よぉこんな名前思い付いたな アダムとイブか？）にしてもソフマップ（爺さんの地図ではない）にしても、ワランティ（保証）期間が過ぎたら冷たいもので、部品もなければ下取りも0円などと言われたりする。まだまだ使えるものが携帯電話のように、最新スペックの度に買い替えを余儀なくされる。他の電化製品にはない、通信機器ならではのサイクルである。
そうした策略、ストラテジーにヤラれてMacBookProの購入に至ったが、やはり対応する店員は面白かった。ハーバーランドにあるソフマップのAppleコーナーは、近頃アップルストアを意識したと思しき独立したブースとなっている。そこに如何にもアップルからの回し者（死語）がいて、矢継ぎ早に営業トークを繰り返す。ホント目を見ないし、そこまで聞いてないということを得意気に話してくる。まぁ、そういう人種と仲良くなっておいた方が、後々何かと楽である。
ただ、彼らのタイプと付き合うには、ちょっとしたコツがいる。PCなど周辺機器を、彼らは擬人化する傾向がある。コイツ、アイツ、ソイツと友達のように話し、機械だと割り切ることはしないから、それに同意している素振りは必要だ。
ソフマップの用意するワランティに、S、M、Lのコースがあって、「ファーストフードみたいでしょ」と彼はギャグは放ったが、こちらが興味を示さないと不機嫌な顔をした。とは言っても、彼らが特殊というわけでもなく、例えば釣り竿をずっと眺めて「この顔がいいんだよねぇ〜」と言ってるオッサンの気持ちは解らないし、比較的犬好きではあるが飼ったことはないので、子供のように溺愛する飼い主の気持ちは知る由もない。それぞれに「萌え」るポイントが違うのだ。
どんなものでも新しいモノは、それとなく飾ったり眺めたりする。
今は確かにこのMacBookProを、子供のように頬ずりしたくなっている。
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