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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日中快晴。夜、店に着くと、中はまだ生暖かかった。水曜の天気予報では、熱射病の危険区域に、西日本全土が真っ赤に記されていた。こんな日にゴルフに行ったら、絶対熱けいれんである。週末のコンペが怖いな。

子供を産んでもらったこともなければ産んだこともない。そりゃ、今の僕の立場なら当然の話だが、命名書の存在くらいは知っている。「命名 敏哉(僕です)」と真ん中にあって、生まれた日や親の名前(長男長女など)が紙に書いてあるヤツのことである。ただ、あの風習が全国様々違うことや、命名した人が書いたのか、はたまた筆耕家(婚礼の席次表や、のし袋にバランス良くお手本のように書く技術のある人)が書くものなのかなどは知らなかった。

普段、和食店のメニューや店名ロゴなどで筆を持つ仕事はしているけれど、それは一種のデザインの延長であると考えていて、その時々で違った筆遣いであった。漢字とは限らなかったし、ローマ字でも味のある、所謂カリグラフィーとなる。ところが、なぜか突然に「命名書を書いてくれないか?」と相談があった。

自分の命名書が存在していることすら知らないので、それはどれほど重要なものなのかを伺い知れないのだが、少なくとも初めてのお子さん、しかも女の子である。感慨もひとしお(「一入」と書くらしい 平成教育委員会で出たらぜひ答えたいものだ)であろう。それをこの汚れた(「けがれた」と読んでいただきたい)オッサンが書いていいものかと思うのだが、なぜかたってのご希望らしい。

こういう仕事だけを生業としているわけではないから、それで対価をいただくのは気が引けることもあるのだが、自分が思う以上に他人が評価してくれたり、「こういうことってできませんか?」と思いもよらぬ導きがあって成立する仕事もあるから面白くもある。筆耕家じゃないので、書くタイミングは計っている。

いつも同じ字を書ける人は凄いと思う。それはまさしくスキルである。残念ながら僕にはそう言った技術はないが、心情、状況に左右される字の方が好きだ。

抱えるほどの大きな筆で、書道ボーイズになろうかと考えている。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【息子さんを連れて飲みに来たお客様が、火曜水曜それぞれ別でいた  続けると、そういう局面が増えるものだな

※志賀氏的伝言板
【8/7(土)は15周年  パーティーは8/28(土)予定!


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