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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日本が決勝トーナメント進出を決めた金曜の朝、辺りが明るくなってからいつものように寝た。そういう暮らしを震災の年8月以来15年近く続けていると、いい加減ガタがきていそうなものだが、ナンとか持ちこたえている。大学までやっていたラグビーや、以降それなりのトレーニングを定期的にやって来たお陰もあるのだろうが、何より、「人と出会える」場があることが僕の原動力になっている。

何かを始めるにしては中途半端な季節だし、思い切るにはそれなりの年齢なのではあるが、実はそういったことは関係ないと思っている。思い立ったら吉日と言いながらも、少々動き出すまで時間が掛かったが、それだけただの勢いとは違うテンションになっている。だから、アイデンティティはブレたりしない。

金曜夜、お客様に聞かれた。「どんな店になるのですか?」と。今のカウンターも照明も家具も厨房機器も持って行くし、内装のイメージもほぼそのままで、電話番号も同じである。この店は、できる限り贅肉を削ぎ落とし無駄を省いたデザインであり、簡素であって無論華美でもない。旬と言えば聞こえはいいが、流行りを追ってしまった内装だったのならばそう上手くは行かない。15年間の時を経ても、そのイメージを継承するだけでなく再現したいと思える店で良かった。

ただし2階になってしまうし、どんなに再現しようと思っても、以前と比べられてしまうものであろう。先に明かしてしまうが、今の表札はもうないし(どこかに飾るつもり)扉も木ではない。エレベータ−、もしくは階段で上がった場所にエントランスを設けるが、路面にある現行店とは違う表現になる。だから一瞬、変わったと思われても仕方がない。しかし、中に入ればそれは僕の家のような店であり、あくまで僕の家にお招きしたお客様という考え方は同じだ。それ以上でもなければそれ以下でもない。相変わらず、自分の実力以上のことはできそうにない。

この日記で、今の店の話は最後となる。もちろん、27日にアップする日記も土曜の店の状況を書くことになりそうだが、感傷に浸って書けないかも知れない。

だから先にここに書いておくことにする。

15年間ありがとうございました。

そして新しい地でもまた、その足跡にチカラをください。



※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
ありがとう、加納町 そしてこんにちは、新しい加納町

※志賀氏的伝言板
本日、現在店舗最終営業日!


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