| |
無理矢理ラベンダーのアロマオイルを枕元に垂らし、無理矢理たくさん睡眠を取って、無理矢理ゴルフボールを土踏まずにゴロゴロ体重を乗せて転がし、無理矢理いつもより熱いシャワーを肩から背中にかけて長めにあてて（風呂につかればいいっていう話だが）、何とかなったようだ。その後日曜日を、ゆっくり家で過ごしたお陰で身体の調子はいい。5月末に移転を焦っていたせいで、少しでも今の店にいたい気持ちから、ほぼ休みなしで働いたことがそうさせたわけだが、身体を壊しては意味がない。タイトルのように、老眼の気がある僕でもひどい読み違えもある。
店のカウンターにしてもその他の掃除にしても、今まで結構入念にやってきたつもりだが（そう考えると移転はもったいない気もするが）、そう言えば自分のメンテナンスは適当である。地井武男が「ゴジュウハチジュウ喜んで」と言ってる保険のCMを見る度に、近頃他人事ではない。予兆もなしに突然…なんてことを気にする年齢でもある。それなりにトレーニングはするが、身体の中身は簡単な健康診断くらいしかしていないから分からない。数年前のドッグでは何もなかったわけだが、それは車検と同じことで、日々の点検を怠るとエラい目に遭う。
なぜ突然神妙にそんなことを思ったのかというと、月曜夕方、高速道路のトンネルで、危うく大事故に巻き込まれそうになった。トンネルは騒音を響かせるものだが、「バンッ！」というバースト音と同時に急ブレーキ音、そして再び大きな音が聞こえた。走行車線を走る僕の一つ前、バスのハイマウントストップランプが鋭く光りすぐにハザードになったが、すぐにその前から突然一台のワゴン車が車体をうねらせて右へ飛び出し、追い越し車線の壁面にぶつかって停まったのだ。
車間距離を取っていたから良かったが、スピードの出る車に乗って追い越し車線を走っていたらどうなっていたかは分らない。減速をしハザードのまま左側走行車線をゆっくりと過ぎると、操舵の利かないハンドルで着けられた、ジグザグの黒いブレーキ跡が事態を物語っていた。ゴムの焦げた臭い、濃い煙りがまだ舞っている。斜めに停まっているワゴン車は幸い大事故には至らず、これもハザードを点け後続車に促していた。バックミラーには、ハザードの点滅する車の行列が見えていた。
ワゴンは自家用車というよりは仕事の車（建築工事関係か？）のようだった。車検は通ってはいても、肝心なタイヤの摩耗はひどかったのだろう。ただのパンクではないことは、バーストして飛び散ったタイヤの一部を見れば判る。マチの修理工場の人に聞いた事があるが、タイヤが擦り減ってきても新品に換えることをせずに、ずっと置きっ放しになっていた山積みの中古タイヤを使った場合に、頻繁に事故は起きる。ゴム製品は見た目では判らない劣化があるだけに怖い。
話戻れば…見た目は若そうに見える僕も、どうやらバーストの手前だった。
人は一人では生きて行けない。
パンクしたら、誰かに迷惑が掛かると自覚した。
※今日のヒトゴトではないヒトコト＆ヒトリゴト＆ヒメゴト
【 今週はバースデーウィーク！ （昭和39年6月3日生まれ 「サンキュームーミン」と覚えてね （^_-） 特に何もしませんが】
※志賀氏的伝言板
【工事延期のため、 最終営業日を近日発表！ 】
◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ！
（HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり！）
◆携帯から見るブログ版！ http://ameblo.jp/bar-shiga/
|
