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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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残り少ないこの店での夜、普段は定休日の日曜は、やはり静かではあったがいい時間を過ごすことができた。加納町のこの店を始める前からの友人二人が来てくれて、ゆったりと15年間を振り返りながら昔話と、発展的なこれからの話に盛り上がった。いつも書く事だが、誰か一人が話し、他が聞く側に終始する場は面白くない。この日は、それぞれが相手を受けて対話する、まさにキャッチボールが心地いい時間であった。卯目くん、永井くん、これからもよろしくである。


現代社会が、昔とは違うということを語る際に、スポーツを例にとれば解りやすい。途中に水を入れず、歯を食いしばり根性だと取り組んだ日々は、今の選手には受け入れ難い光景であろう。マスゲームや行進は、おそらく戦後の軍隊の流れから来ているものであり、平成の世の中には時代錯誤も甚だしく映る。

過日に書いたが、ゴルフの宮里藍は、アメリカのメンタルトレーニングアカデミーに入り、そこであるセオリーを実践するようになった。ミスをした時に下を向くのではなく、「キャディの目を見て笑い合う」というルーティンである。一昔前なら、試合中に歯を見せ笑うなどという行為は、叱責ものであった。何年か前にも、サッカー日本代表の選手が失敗した時に同じような笑みを見せ、帰る成田空港で生卵を投げつけられたという事件があった。許される行為ではないが、日本を代表する選手に裏切られたような気分だったのだろう。負け試合だから余計である。

殊勝に謙虚にとは如何にも日本人の習性なのだが、ことスポーツに於いては、苦しいときだからこそ上を向いて笑おうという姿が浸透しつつある。

勿論、そこには結果を求められるものである。しかしそれこそが、プレーヤーの原点だと知って迎える結果であれば、本物の笑顔への最短距離だと知ることになる。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
ってなわけで、残る数日のこの店を笑って過ごしたい

※志賀氏的伝言板
【現在の店の最終営業29日まで、 あと12日


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