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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日午後。起きようと思っても起きられないのは、春の陽気のせいではない。訳は分かっているだけに、心身共に弱くなっている自分を責めている。そろそろトレーニングでも始めようかと思う。

さて、昨日の日記で書いたアストンマーチン(日本正規代理店ではアストンマーティンと表記)だが、そこで書いた最上級車DB(かつてのオーナー実業家デヴィッド・ブラウン)ヴォランテに至っては、3,770万円とマンションの売り出し価格のようであり、無論僕の検討イメージにはあるはずもない。ただ、007で登場するくらいでしか知識がなかったはずのものが、いつからか憧憬の対象になった。その理由だけは僕の中ではっきりとしている。

古くはメルセデスベンツやBMW、いつかはクラウンと称されたトヨタの高級車、そうしたものはステイタスであり購入者が限られたものだった。しかし現在、大衆車と化した小排気量のラインナップが増え、庶民に家紋が配られたの如くエンブレムタイトルユーザーに溢れてしまう。元から広い道路やスピードを出せる、ましてやアウトバーンなどないこの日本で、それは必然だったのかも知れない。プロスポーツ選手や医者、または「その筋の人」にしか所有されない時代は終わった。

そんな中、1987年に他ブランドご多分に漏れず、フォード傘下となったアストンマーチンだったが、2007年に投資会社と投資家グループに売却されて尚、フォードの株式は継続保持されている。それにしても、路線変更は免れない環境でアストンはアストン然である。今まで、僕が日本で観たアストンマーチンのドライバーに「ハズレ」はない。英国車に英国風ファッションの老夫婦だったり、車で何故かハンチングをかぶり髭が似合う男性、サングラスの上品な有閑マダム(多分)など、例えばフェラーリの運転者を見た時の落胆の様子はない。おそらく、その金を出すのなら誰もが知ってる車を選ぶという心理がそうさせているのだろうが、アストンマーチンを選択した人々にはとにかく「雰囲気」と「品」があった。

アストンマーチンは、操る人を選ぶのだ。それには、所有物であるはずの車を、至極大切に扱える人物でないといけない。その話はファッションや、ともすればマチの店にも言えることだが、実際、お客様を選ぶことは難しいものである。

そう考えると、たまに自分を誉めたくなる。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
中古車市場で値落ちがしないのは、大切にされている証拠である

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