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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日。長雨も上がり、また寒くなった神戸である。

移動中、取引銀行に電話を掛ける。担当営業は20歳代の若手である。「なるほどですね…ウン…」何語か解らない相づちを打つ。「…ではどうしましょ、社長」とシャチョウを連発する。彼らから見ると確かに社長なのかも知れないが、初めて入ったお好み焼き店で「オバチャン!」と言うようなものだ。彼は、「オバチャンは、ココにはいませぇ〜ん!!」と一喝されるタイプだろう。そもそも医師を全てセンセイと言ったり、映画監督をカントクと呼ぶよりはその人の名前を呼びたい僕だから、シャチョウはどうにも違和感がある。肩書きより、その人だ。

夕方、国際会館近くのスターバックスにて打合せ。席に着くのに待たされる。中心街にこれほどまでにスターバックスがあるのは、おそらく神戸くらいだろう。この店の半径1km以内に、少なくとも8件知っている(ちなみにその中に、オートバックスは入っていない)。お代わりコーヒーが100円になるのは知っていたが、今はそのレシートで当日中なら全国どこでも100円でもう一杯飲める。打合せが長くなったので、その店でお代わりすると、キャッシャーで女の子の店員が「お得ですよねぇ〜」と言って来た。それはこっちのセリフだと思った。

店に何年かぶりにあるお客様がやって来た。外資系の製薬会社に勤め、今では名古屋の支店長の男だ。年下というだけで僕は偉そうにしているし、彼も兄貴のように慕ってくれているので数年経った感じがしないのは嬉しい。中枢神経の領域、精神科や心療内科向けの薬に強い会社のようである。そして、ある医師の話になった。

何でもその男性医師、50数歳にして「オンナ言葉」だそうで、出入りするMR(製薬会社営業)にも「ソレ」が公然の事実だったらしい。あらゆる情報が溢れ、そうしたカミングアウトも珍しくなくなった世の中である。僕らで言えば「カルーセル麻紀」がキワモノだった頃に比べれば、ホント自由な時代だと思う。ところがある日、いつものようにその病院で出入りするMR達が、何だかヒソヒソ話してる。

「○○センセイ、性別が変わったそうだ…」

何がどうして、そう認定されるのかまでは聞いていないが、とにかく今まで見た目は男だと接していた先生が、この日から女医になったようである。


ちなみに、その先生の専門は「性同一性障害」だそうだ。



※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
カリスマ医師になるかも知れないな

※志賀氏的伝言板
本日深夜0時くらいから、貸切予定でげす


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