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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜日、テリーマンの運転で快適に神戸から花園ラグビー場へ向かった。快晴でも生駒おろしは流石に冷たい。日本選手権一回戦。第一試合は神戸製鋼 VS トヨタ自動車。第二試合はサントリー VS NECの注目カードであった。

観客が監督のような気分になることのできる競技は人気だ。野球然り、サッカー然り。それらのスポーツは、席によってその入れ込み度合いを選べるようになっている。外野席やゴール裏はコアなサポーターが陣取っていて、バックネット裏、メインSS指定席などにはゆったりとした観戦を好む人が多い。家族やカップルなどで弁当広げてのんびりと楽しむのならば、席に余裕のある、つまり自由席がいい。しかしことラグビーに於いては、そう上手くは行かないことがある。

メインスタンドの中央辺りには、前述のような「目的の違った人々」が混在する。久しぶりに行った花園ラグビー場で、様々な「オールドファン」達がいた。

国会じゃないが、野次は少し笑えるセンスのある方がいい。大阪府警ラグビー部がまだ一部リーグにいた頃、ラフプレーをした府警の選手に「警察がそんなことしてええんか!」と怒鳴っていたオヤジがいた。この日も、簡単にタックルされたトヨタ自動車の選手に対し、「トヨタはブレーキが利かんからなぁ」と言っていたオヤジがいたのは少々ブラックだったが、なかなか面白かった。

しかしながら、「あいつはあかん!」「下手くそ!ワシの方がマシや」「やめてしまえ!」などとという、あまりに無責任で愛情もない、ただの誹謗中傷めいた吐き捨てる声は聞き苦しい。無論緩慢なプレーに浴びせられるブーイングはあるが、例えそのスポーツに詳しい人達だとしても、自分にはできるはずもないフィールドで、身体を張ってプレーしいる選手達に尊敬の念がないのは寂しい。

第一試合が終わって、神戸や他チームの選手の話を仲間としていると、少し離れた席のオヤジさんがこちらの話に相づちを打っていた。無視して話を続けていると、僕の膝を叩きながら「こないだ、その○○と会ったで」ともう隣に来ていた。「○○の嫁さんはあの金メダル獲った子やからなぁ」と公然の事実を自分だけの情報のように言う。「そうですね」僕は答えて、右側にいる仲間と会話を続けた。それでもまだブツブツと、ラグビーっちゅうもんは…的な話を隣からしつこくしてくるので、「僕も、ラグビーに関わってますから」と思わず強めに言った。

オヤジさんは、25年前に大学でラグビーやってた僕と、

その隣に座っているアパレル副社長に向かって言った。



「やっぱりなぁ あんたら、どっかで見たことがあると思ったわ」




※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
「これ、食べて」  オヤジさんから、冷えきったフライドポテトをもらった】

※志賀氏的伝言板
ベストバウト NECが最高の試合だったな!


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