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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜日、日中の気候は知らない。朝方まで色々取り組んでいたせいで、異様に遅くに目覚めたからだ。そういう週明けほどにトラブルは起こるものである。大抵は、半ば法則的にそのようになっている。

携帯に着信履歴。メールにもちょっとしたクレームもある。アポイントがなかったのは幸いだが、それにしても遅過ぎるレスポンスに追われることになる。暫定的に穴埋めをする対応もあれば、クライアントの勘違い(もしくは不条理な主張)の場合もあるが、いずれにせよ謝る姿勢は必要である。欧米では「先に謝った方が負け」などという“ まことしやかなセオリー ”があったりするものだが、そこは日本人で良かったと思う。人はいい情報はすぐに伝えるくせに、悪い情報は後回しにする傾向がある。悪い話は早く伝えて、先に怒られた方がいい。

20時前にロゴや販促ツールを担当した、この日もやはり繁盛していた店を覗き、取り急ぎは何とか事なきを得て急ぎ足で店に着く。夜にはすっかり寒い店の中で石油ファンヒーターに灯油を入れれば、10リットルポリタンクの中身は底をつき、このサイクルの早さに近頃の気温を知ることになる。タンクを抱えて外に出て車に持って行こうとすると、店の鍵がないことに気が付いた。以前にも何度かあったが、それからというもの、キーホルダーとは別に携帯ストラップにスペアを付けているのだが、その全てを店に置いたままである。まるでスローモーションに…まぁそういう扉なのだが…、あえなく閉め出しを食らってしまう。

時間は20時少しを過ぎていた。店の子機もないので、外からの連絡を待つこともできない。いつかのようにマチにいるお客様のカードキーを探せばいいのだが、その間に誰かが来ても困る。仕方なく向かいの玉撞き屋に行き、電話を借りる。近頃は携帯頼りで、記憶にある電話番号は、実家と家と、出入りの酒屋くらいのものだ。酒屋に電話を掛けて、三宮に出ている酒屋の店主に鍵を開けてもらった。

運動不足のせいか、静か過ぎる店のせいか、はやまた近頃抑揚のない日々のせいなのか。週明けに小さなトラブルが続いた。しかしその対応次第では小さく空いた穴が広がって、大きく取り返しの付かない失敗に繋がることにもなりかねない。

僕の信条の一つに、「小さな約束を守る」というものがある。そういった関係性があれば、それはビジネスとは違うところでも繋がってゆくという実体験もあった。方や、「小さな仕事をちゃんとできない人間は、大きな仕事に足下をすくわれる可能性が高い」という考え方もあるので、「小さな」は軽く思えない。

これからも、そんな小さな一歩を重ねることだろう。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
鍵を表のどこかに隠しておこうかな…

※志賀氏的伝言板
本日、商工会議所にて神戸活性化塾


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