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■ 中毒性日記 2010
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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連休明け、極端な寒さに向かっている今日この頃である。

日曜日は柳原の10日えびすに行って来た。夷、戎、蛭子、恵比寿、恵美須などと地方によりその表記も多様で、釣り竿と大きな鯛を持つ漁業の神エビスが祀られている。「えべっさん」という言い回しが関西特有だと知った。ルミナリエに於ける屋台の出店には違和感があった(神戸グルメをもっと設けて欲しいものだ)が、神社でのソレは如何にも活気があっていい。それが広島焼きであろうが宮崎牛であろうが神戸でなくても嬉しいものである。中学生くらいの「ダブルデート」らしき男女がいたりして、微笑ましくもある。こうした祭りのような行事は大人も子供も楽しみにそれらを迎え、終わった余韻、静けさまでも風物詩となる。

そうして僕は年の初めや季節の移り変わりを知るわけだが、そんな屋台の数々には「食」や流行を知るキーワードがたくさんある。当然、射的や輪投げ、ヨーヨーすくいという定番はあり、子供の好きそうなキャラクターが並ぶ。「お面」にも僕の知らないアニメや戦隊ものキャラクター。「りんご飴」しかなかった昔だが、今では小さな姫リンゴ飴やイチゴ飴、バナナチョコ、餅を使ったデザートまである。東国原キャラを全面に出している、宮崎牛の肉巻おにぎり(ネギマヨ、明太子、キムチのせなどなど)なんてのがあったので買ってみると、どう見てもその肉はベーコンなんだけど、この手にしては熱々だったので、寒空には有り難いものであった。

時代だなと思ったのは、ホルモン焼きの屋台が幾つかあったことだった。「放るもん(ホルモン)」であった臓物が、既に市民権を得たわけである。確かにマチにもそういう店が増えた。殻だけを何度も使用する「つぼ焼き」よりはジャンクだが、何だか潔くて信用できる。お好み焼き、焼きそばなどと相まってこれも定番となるか。タイトルにある「ルーボトーマス」は、これも新しい食べ物(マーボートウフみたいな)かと思ったので寄ってみると、何のことはない、スマートボールの屋台を左側から見た時に右から左にそう書いてあった、不自然な文字だった。

おそらく屋台は昔から、屋根に書く文字はそうなっている。
それが洗練されてしまえば、祭りはイベントになってしまう恐れがある。

だから、屋台というものはそんな古臭さでいい。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
商売繁昌の福笹がビニールなのは…(^_^;)

※志賀氏的伝言板
ホンマに、笹持って来い!


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