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土曜日夕方、店から北へ上がったフラワーロード沿い、サンドイッチと珈琲で有名な「こうべっこ」でそのままその組み合わせを食す。オヤジさんは、常連らしきカウンターの女性と話しながらも手際よくそれらを仕上げていく。もう何十年もここにある店だが、この日初めて入った。17時には閉まる店だが、「そこに在る」安心の店なのだろう。歴史は、オヤジさんの一挙手一投足に染み付いていた。
店に入るにはまだ早いので、元町辺りを散策。観光客なのか休みに入った学生達なのか、人通りは結構多かった。栄町にあるおかきの老舗「播磨屋本店」の前に行くと、席は埋まっているが混雑は見受けられないので入ることにした。今は明るい内装で、以前にも書いた「FREE CAFE」になっている。ロゴは明らかにシアトル系の影響を受けている。ゆえに若い層にウケはいい。
それが狙いらしいが、主たる目的はその先にあるらしい。以下はそこに置いてあるフライヤーより抜粋する。“ 集い来る多くの若い人達に、地球環境問題の重大性や緊急性を正しく伝え、あわせてその抜本的完全解決策が現に実在することと、そのリアルタイムな進捗状況を広報することです ”
何だか怪しい感じがする。そのまま読み進めるとこんな一文があった。“ おためごかしの環境屋や宗教屋の、無意味無価値な空念仏では決してありません ”
「おためごかし」の意味は解らない（人のためだと偽る利益優先主義らしい）が、創業経営者は工学部出身の工学士であり科学者という観点から、サイトに論文をアップしていたり、『真実』という著書で語っているそうだ。そこでも買えるようになっていた。その中のコンテンツは〔そのカギの使い方〕〔近未来のシナリオ〕〔あなたへの忠告と要望〕〔天啓の書『真実』〕だそうである。少しばかり割高なおかきだが、それだけで（？）この出店ラッシュ。これは、ただ者ではない。
さて、そのFREE CAFE神戸元町店。東京銀座、霞ヶ関、大阪、京都、福岡に既にある形態。来年には名古屋、横浜、札幌、広島、2011年には仙台、そして2012年にはパリ、ニューヨークと出店予定らしい。すっ、凄っ。元町一番街大丸側入口にできる、ユニクロくらい凄い。その南側のマツモトキヨシくらいに凄い。
でも、神戸にしかない、ならではの店じゃないのが気になった。
そして、タダほど恐いものはないのだ。
店内での驚きの光景は長いので、明日へとつづく。
※今日のヒトゴトではないヒトコト＆ヒトリゴト＆ヒメゴト
【勢いとは裏腹に さて、関西では成功事例となるのか 】
※志賀氏的伝言板
【 12/22（火）は、年忘れクリスマスバーテンダーズナイト！ 】
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