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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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日曜、まだそれほど寒い感じはしない。数日中に寒さは増すらしい。

12日、関西大学ラグビーリーグの入れ替え戦が京都であった。母校大阪体育大学はAリーグ7位、Bリーグ2位の関西大学と対戦。36対13で、1972年昇格以来の危機を何とか残留を決めた。つまりもう37シーズンAリーグにいる母校だが、その4年間に在籍したチームだけに降格ならずホッとした。現金なもので、強い時ほどに人は集まるものだが、弱くなれば蜘蛛の子を散らすように周りは去ってゆく。現コーチが同期だけに、今こそ連絡を取ってみようかと思う。

日曜日は兵庫ホームズスタジアムにて、神戸製鋼対トヨタ自動車戦を観に行く。どちらもこれに勝てば、トップリーグの4位に躍り出る。残り3試合を上手く切り抜ければ、4チームのプレイオフトーナメントに進出もできる天王山と言えるだろう。ベテランSH苑田が後半に投入されたのが功を奏しボールがテンポよく動き、相手陣内に釘付けるシーンは続いたが、残念ながら神戸は逆転できずに負けた。

その帰り、歩道にいる大きな外国人の背中が見えた。様々な人と写真を撮っているから、どこかのチームの外人選手かと思った。振り返った彼を見て、それがすぐに日本代表ヘッドコーチ、ジョンカーワン(JK)だと分った。僕と同い年、元ニュージーランド代表で1987年の第一回ワールドカップトライ王、192cm92kgのウイング(大畑大介のポジション)の世界的スーパースターである。

思わず駆け寄り、東京以来の再会に声を掛ける。オォッ!と大きな手で握手され、181cmある僕が見上げるJKは、今は100kgを確実に越えている。まともなボキャブラリーがないのに、ホテル時代の接客英語のせいで度胸とイントネーションだけはいい僕だから、JKはいつも早口の英語だけを捲し立ててくる。神戸製鋼にもトヨタにもジャパン(日本代表)がいて、選手のセレクションも兼ねて観に来ていた、しかし今日の試合の内容は…などと言っている。で、元気?と聞かれ二言三言話した後、ファンもいるだろうからと別れた。2011年までの契約らしいが、2019年日本でのワールドカップの礎には、間違いなくJKの力にも担うところが大きい。

ラグビーの素晴らしいところは、国内外問わず、強いチームだったかそうでないかなどは関係なく、その競技に関わった者を互いに尊重し讃え合えるところだと思う。格闘技の感覚にもに近いかも知れない。プレーヤーとしてのキャリアは雲泥以上の差だが、JKはいつも同じように接してくれる。「武士道」そして「葉隠」に精通するJKと東京で、そんな話をしたからかも知れないが、名選手にはそういった受け皿も所以だと思う。大きさ身体に、心優しきハートがある。

しかしながら、ラグビーはこんなにいいスポーツなんだと声高に伝えるには、難しい壁も多い。2019年9月開催までに、もう10年を切った。

その壁を崩すために、充分な期間だと考えていては恐い。 一つのスポーツが国技の如く愛されるには、地道に積み重ねる歴史がまさに今から必要である。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
今週、気合い

※志賀氏的伝言板
12/22(火)年忘れクリスマスバーテンダーズナイト!


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