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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜夕方、自宅マンションの広場で小学校低学年と思しき子供達が走り回っていた。イマドキに微笑ましい、子供のあるべき姿に安堵した。どうやら彼らは、二手チームに分かれて鬼ごっこをしているようである。仲間に「落ち着け!」という大人のようなセリフを聞いて、これはもっとリアルな「逃走もの」を演じているのだと思った。僕らにしても子供の頃は、ヒーローを真似て一人前な言葉を発したものだが、それにしても近頃の子供達は大人びた言葉を使うように思う。以前6階に住む大学の先輩に「志賀ちゃんも、結婚の話はないんかいな?」と聞かれて、そこの小学生の息子に「そういうわけにはいかんわな」と言われたことを思い出した。

その後元町に行き大丸の1階を歩くともうクリスマスの様相であったが、例年と何だか違って見えた。ブランドでも廉価版の商品がフロアを占めている。表のショーウィンドウのディスプレイにも、小さく金額が表示されているのが普通だが、コートの安さをアピールするカッティングシートが貼ってあった。百貨店の現状の厳しさが伺い知れる。小さな頃に少し背伸びした、あの百貨店の様相は薄れている。

3日から、またルミナリエが始まる。東遊園地の試験点灯が、僕が観た何年か前のそれとは雲泥の差の規模に縮小されている。期間もさる事ながらメイン会場の距離、アーチの大きさまでも変わったように思える。あのイベント自体は悪くない。むしろ神戸の集客に貢献しているものだ。ただそれはずっと言っているように、震災で亡くなった方々への鎮魂という意味ならば、1月17日前後にやって欲しい。

京都生まれの僕にとって、12月に訪れる神戸は、特別な意味合いがあった。それは京都でも大阪でもない。独特の空気とその寒空が、まさに異国にいる感じがして、ちょっとした小旅行のようだった。神戸は12月によく似合うマチだ。

しかしルミナリエが始まれば、ゆっくりとマチを楽しもうと外からやって来る人々や、地元の人の客足も鈍る。北野坂や神戸駅でもやっていた頃のルミナリエなら、マチへのシャワー効果も期待できたが、今は予算も厳しい昨今である。JR元町から三宮までの動線だけでは、誰のためにやっているのか解らない寂しさがある。これはイベントであって、マチに根付く人々の歓待を受ける祭りではないのか。

ルミナリエは、14日まで続く。

それは毎年、人が北野坂に上がって来ないことを杞憂する時期でもある。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
【大丸から外に出る時にすれ違った、一見して怪しそうな男が二人 丸坊主にPOLICEのサングラス、黒皮のコート、首からはシルバーの大きめのアクセサリーだった どう見てもヤバい系の人か、亀田兄弟にしか見えない  残念ながら、一般人はEXILEにはなれないということか

※志賀氏的伝言板
12/22(火) パーティー開催決定!


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