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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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11月30日月曜日。何だか師走の慌ただしさが先送りされたような銀行は長蛇の列で、振込等々時間が掛かった。そんな日なのに数件のアポイントを入れていたことを思い出し、直ぐさま三宮に向かう。僕が店をやる前からの知り合いで、仙台から本社に戻って来た二つ年上の部長と会うためだった。無駄な駆け引きなどなく、スピーディーに話が弾み、またその酒造メーカーのプロモーションに関わることになった。広告費が削減される時代に有り難いことである。

いい話とは背中合わせに困った話も移動中に浮上し、それはそういうものだ、なるようにしかならないなどと言葉では思っても、心の中では不安がよぎる。12月に入るというのに気分がすっきりしない話なのだが、一人で色々やる関係上致し方ない。今まで何度も通って来たはずの場面でも、無論その局面は違っていて、都度頭を悩ませることになる。このままタイムスリップして来年の春くらいにならないかなと思ってみたりもするが、それは透明人間になることができたらという空想くらいに虚しく、宝くじが当たったらという妄想くらいに馬鹿げている。12月、「志賀」の将来が決まると言っても過言ではない。

はたまた裏腹にいい話があるもので、クライアントに忘年会の招待を受け図々しくもお邪魔した。店に入る前という限定された時間ではあったが、オーナーもよく知っている焼肉店で最高級の肉を喰らい、ビールをそこそこに、マッコリをまったりたんまりいただいた。ここは以前、三宮で名を馳せたクラブのあった場所で、今は一階の焼肉店のVIPルームとして二階にある。招待してくれたクライアント会長がそのクラブで上顧客だったこともあり、12名の宴会はこれでもかと特上肉のオンパレード(死語)であった。身内のように扱ってくれるこの人達に、僕はデザインというアイデアでしか貢献することができない訳だが、日中のギャップに涙が出そうになった。その後に、僕の店に流れて来てくれたことも含めると、僕はまだまだ返せていない。返さないと、罰が当たる。

20歳代が若いからと、その全てを頭ごなしに否定するつもりはない。この日も男性2名、女性1名の3人が店に来ていたが、最先端の女性ファッションブランドのモデル(20歳!)と、そのプロデューサー、カメラマンの若い面々であった。それは世代に関係なく、得意分野は饒舌に語ることができるものだが、彼らの良い点はそういった話しはほとんどなく、こちらに質問を投げ掛けてくれたことだった。興味があるという葉巻、シガーについても聞いて来て、レクチャーと共に燻らせた葉巻に感動したりする姿が新鮮であった。薄っぺらい知識や知ったかぶりは恥ずかしいものだが、興味に目を輝かせて貪欲に吸収しようとする人は信じられる。20歳の女の子が「これ、チョー凄いんですけど!」と連発したのは、ご愛嬌だった。

さぁ12月である。頑張るなんて言わないが、我を張りたい。


※今日のヒトゴトではないヒトコト&ヒトリゴト&ヒメゴト
年末のハガキ、早よ作らないとな

※志賀氏的伝言板
12/22(火) パーティー開催決定!


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