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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「セイユーセイミー」('86)は、ほぼ「大阪で生まれた女」('79)のコード進行であると気付いた7日の夜、ライオネル・リッチーに盗作疑惑を勝手に感じた志賀でございます。そんな中、台風が目の前まで来ていた。

19時過ぎからもう何時間も玉撞き屋のマスターと、大阪から来たA級腕前の男と三人で延々玉を撞いていた。雨の日はクッションが「タチ」、カップも「シブく」なる。腕の差が表れるだけに、近頃は週に一、二度しか撞いていない僕はこの面子で「タイ」で撞くのは大変だったが、時折建物が揺れるほどの風の音と、遠くの消防車や救急車を耳にしながらおよそ5時間、なかなか楽しい時間を過ごした。もうお客様が来る気配もないので、午前1時を前に帰る事にした。

どこかの家の植木鉢が倒れているのを横目に、時折強風にハンドルが取られそうになった。車高の高い車なら横転しそうな瞬間風速だ。まるでところどころに竜巻が起こっているように、葉っぱが舞っていた。この辺りは停電なのか、灯りの消えたトンネルの中を通った。やはりまたどこかで救急車の音がする。道路には木の葉以外にも枝が折れ、ゴミ袋が散乱し、ポリバケツや自転車までもが横たわっている。自転車のカゴらしきものを轢いた。でも降りて確認するわけにも行かず、かと言ってそれほどスピードも出せずに何とか家へと辿り着いた。

午前3時、探偵物語の第27話つまり最終回「ダウンタウンブルース」が再放送されていた。前日ケーブルテレビで、根岸吉太郎監督の方の「狂った果実」('81)を観たせいか、80年代をノスタルジックに眺めていた。アリスの唄うエンディング「狂った果実」も、「探偵物語」ラストのダウンタウン・ブギウギバンド「身も心も」にも、高校の背伸びしていた頃を思い出していた。ただ、せっかくの最終回なのに、ずっと画面の外枠に気象警報が流れていたのは残念だった。この名作のラストまでが、自然の猛威に邪魔を余儀なくされた。

台風、恐るべし。本日8日夜にあるはずだった「矢田市長を囲む経済政策懇談会」が、中止となったと連絡があった。その夜と言えば、おそらく台風一過のはずだが、前日入りする人などを考慮しての早めの判断だったのか、とにかく順延ではなく中止となった。 先の日記に書いた ように、この会には意味があった。神戸5団体(商工会議所、経済同友会、経営者協会、工業会、青年会議所)が、現市長を招いての懇談会。自公から、民主の後押しを発表してからの会だ。それぞれの代表がどんな話をし、市長の講話というものにも興味があった。

しかしながら中止である。招待は受けたが行こうか行くまいか、迷っていた人や企業には胸を撫で下ろす取りやめだったのかも知れない。何せ参加券にはナンバリングがされていた。そしてなぜか各社「2名」の出席を紙面でお願いされていた。矢田陣営としては、組織票を取り込む絶好の機会を逃す荒天となったか。はたまた好天、好転となるのか。ともあれ市長選までは、2週間ほどである。

最も残念なのは、僕の意気込みが消えたことだ。

変装して紛れ込もうと思っていた。


※今日のヒトコト
いやマジで、直前に髪を切りに行こうとまで思ってた

※志賀氏的伝言板
CD7件同時進行、あと3件!


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