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思いの外プレゼンデザイン案が早く仕上がったので、知人親子と遊ぶため日曜の元町に出向く。帰りが混み合いそうなので電車で行くが、昼間のマチにこうして出たのはいつ以来だろう。意外にも観光客らしき人々で溢れる元町に降り立ち、商店街を横切りメリケンパークへと向かう。途中、南京街にあるエストローヤルで手土産を仕入れる。先にショーケースに若い男性が二人、ケーキを物色していた。僕と同じテイクアウトだと思っていたら、二人してイートインであった。スイーツ好きに男女は関係ないが、どこか不思議な光景であった。これも「今」なのか。
まだ1歳ほどの女の子は、僕に興味は示すが人見知りをする。10月からあるというビエンナーレ2009の準備でコンテナがたくさん置いてある。海へと近付くと芝生の広場が顔を出し、辺りに多く見られる日曜の家族を眺めながら暫らく過ごす。
のどかである。平和だとも思う。神戸のモチーフによく登場するホテルオークラや海洋博物館、そしてポートタワーが目の前に見える。この場所に初めて来たのは、およそ20年ほど前だ。海と遠くに見える山をも見渡せるこのロケーションが、京都に生まれ育ち、当時大阪に住んでいた僕にすればとても羨ましく思えた。その数年後には神戸に移り住んだが、近くなるとこうしてゆっくり来ることが少なくなった。ここまで歩くには、アクセス、動線が悪いように思う。ガイドブックなしでは、こんなにいいロケーションにも辿り着かないだろう。ちょっとした起爆剤があれば…来年の15周年ここでやろうかな。やぐら立てて盆踊りやって、屋台出して、運動会やって。誰に言えばこの場所を貸してくれるんかな?
すぐ横のメリケンパークオリエンタルホテルだが、その向こうの商業施設モザイクが見えない。なぜかと思えば、ホテルと同じくらいの高さの大きな船が停泊中である。一瞬、マンションにも見える(先のブログにアップしてる)風貌だが、これが何だか気になった。所謂サンフラワーみたいなフェリーとは規模が違う。先端に「THE WORLD」と書いてある。思わず携帯で調べてみた。
"The World"は、魅力溢れるクルーズと自宅という快適で心やすらぐ居住空間を融合した、世界で唯一のレジデンス型豪華客船です。客室は“分譲マンション”として販売される個人所有のオーナー・システムです。通年通して居住することはもちろん、オーナーはいつでも好きな時間に、好きな期間だけ乗船できます。
えぇー!これ、家なん??そう、その辺の客船とは違う、動く住居なのだ。小樽から青森、そして東京、横浜から神戸にやって来て、月曜には次の長崎へ。10月に入ると韓国へと渡るらしい。どの地にも平均2.5日停泊するそうである。ちなみに、一番狭い部屋が30平米で8000万円、300平米で7億円だそうだ。プププ。
でも通年居住する人、つまり働かんでええ人ってどんな人なんやろか。
でも、そんな人になる僕は想像できひんな。
>>> 「THE WORLD」サイトはこちら
※今日のヒトコト
【TBS「サスケ」オールスターズ長野さんの今年生まれた男の子と、 誕生日が一緒です (6月3日、ムーミンと覚えてね)】
※志賀氏的伝言板
【 本日朝から兵庫の加東市、昼から西宮まで参る! 】
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