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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日。もう8月も終わろうとしている。夏らしいと言えば、淡路で花火を観たことと、フナムシに紛れて塩屋の浜で独り、泳いだことくらいだ。海水浴場、海の家なんてのは勿論、祭りにも行ってない。この16日にあった京都の大文字、五山の送り火を観に行こうと思っていたのだが、それも直前に止めた。生家のある下鴨では、屋根に上れば「妙」「法」がすぐ近くに見えたものだ。しかしそれも周辺に建った家々で見えないようである。行かなかった理由はそれだけではないが、如何にも夏の過ごし方を、今年は忘れてしまっている。昨日スーパーを覗いたら、そうめんコーナーがあった。そうか、素麺も食べていない。揖保にでも行くか。

店ではD通のKが、一緒に来ていたメディアのクライアントそっちのけでゴルフの話を振って来る。彼がまだ20代前半の頃から知っているが、38歳になってもその勢いはほぼ変わっていない。元々「マニアックに凝る」性格で、ユダヤについて色々調べている時には「知り過ぎて、僕は狙われるかも知れない」と密やかに、いや大声で言いまくっていた。まぁ彼はこの通り生きている訳だから、それほど知り過ぎていたようでもなく、どうやら今はゴルフにのめり込んでいるようである。

流石は伝説のKGクォーターバック(だったか?)、今でもトレーニングをしているようで、細マッチョとゴリマッチョの間くらいにいい体格をしている。45歳の割には太っていないように見える僕を見て「どんなトレーニングをやっているんですか?」と矢継ぎ早に聞いてくる。これは、元々腰椎分離症で悪いからやるトレーニングで、これはゴルフには必要なトレーニングでと説明しながら僕は、コイツは興味を持ったら何でも取り入れようとし過ぎて、頭の中がエラいことになっているんじゃないかと思った。しかしそんな、変わらない彼に安心したりもした。

人は変わるものだ。無論、それぞれ生活の基盤が異なる訳で、出会うタイミングにより違ってくる。バイオリズムの頂点と底では、人に与える印象も様々であり、はたまた二度と会えない人とそうでない人もいる。意図的に会おうとする人もいれば、その気がなかったのに出逢う偶然もある。つまり、変わって当然である。

そんな日々の中で、いつ会っても変わらない人間は希少なのだ。多分そういう類いの人は、独特のスタイルを持っている。個性と言ったりするが、「個性的」ではなくそれは「個」なのだ。それをマイノリティという言い方もできる。

忘れられない印象は、紛れ込み混じり合う色よりもビビッドなソクセキを残す。

時に迷惑がられる個性でも、共に語り、飲める「個」は最高に楽しい。


※今日のヒトコト
しかし、スイングの動画を見せられるとは思わなかった(^_^;)

※志賀氏的伝言板
本日、芸術工科大学でしゃべりまくります


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