www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
8/12「私の辞書に盆休みはないピー」 バックナンバー >>>
火曜日、中華街を歩くと確かに人が多かった。おそらくは観光客がほとんどだが、そのまま元町や三宮に繰り出してもらうだけの、人を呼び込むほどの受け皿がこのマチにあるのだろうか。山手幹線から上った北野坂には、飲食店が少なくなった。夜には、いかがわしい呼び込みも増えている。いつも書くように「神戸にしかないモノ」が減り、「今どこにいるのかが分からないモノ」が増えた。危ない。

夕飯にありつけず、ハラヘリヘリハラ(死語)で店に立った。12日から盆休みという人が多かったが、アチコチで書いているように僕は、日曜以外は17日の月曜だけ休む。どうせ9月に連休があるし、お盆の京都は多分暑いし、店でジッとしていようと思う。月曜の夜に送ったハガキがもう届いた人もいるようである。8月中にハガキ持参で来てくれた人には、3ドリンクを有償でサービスする。なんじゃそりゃ。ハガキ多く作り過ぎた。欲しけりゃあげます。いや、もらってください。

そんな訳で、店が終わってからいつもの中華を覗く。頬のホクロから毛をなびかせている、中国人息子20歳は相変わらず丁寧な日本語を話すが、語尾をフェイドアウトしながら去ってゆく。お母さんはカタコトの日本語で話し掛けて来るのだが、僕が質問を返すと固まってしまい、同じく厨房にフェイドアウトする。奥の酔っぱらいオヤジが「チンくん、ここの中華は美味しいなぁ」とおそらく「陳」くんと連呼するが、彼の姓は「石(セキ)」名は「雲龍」くんである。皇君菜館ファミリーの僕としては、中国人ミンナ陳チガウヨ!と怒りそうになったが止めた。

報道される度に「自称」プロサーファーと呼ばれるのも、38歳なのにのりピーと言われ続けるのも少々恥ずかしい。やはり、プロサーフィン連盟に登録されていなかった。そして、のりピーも段々とそう呼ばれなくなっている。ハニカミ王子と、もう呼べないほど逞しくなって来た石川遼ならばいいが、のりピーは確かに、本名で容疑者となっている。不可思議な事件は不起訴という更に理解し難い結末となる可能性だ。これが僕らなら、なかなか社会復帰は望めない。芸能界って謎だ。

のりピーと言えば、山ピーのドラマが高視聴率らしい。山田ピーナッツではない。NEWS 山下智久主演のCX月9「ブザービート」のことである。清純派と思われた相武紗季がワル役で、北川景子の演技がなかなかいいが、初回をたまたま観ただけで大体解った気になっている。これは、ジャニーズファンや男前を揃えたゆえの女性狙い、もしくは勢いのある若手女優目当ての男子及びオッサン狙いだけだと思うのは早計である。このドラマは明らかに、男が好きな「男」を狙っている。

以前同じCX系ドラマ「海猿」の時にも書いたが、なぜかやたらと上半身裸、もしくはシャワーシーンが登場する。海猿の流れから伊藤英明、体育大学出身永井大、そして山下智久までもがトレーニングをして結構体を大きくしたようである。それはまるで、僕らが子供の頃に観たTBS「時間ですよ!」の入浴シーンのように、僕はウットリと…もとい、男好きの男にはたまらないサービスショットである。

とうとうゲイまで巻き込んだ。これは、日曜朝にやってる仮面ライダーシリーズやナンとかレンジャーみたいに、大人と子供を巻き込む(男前で主婦を釘付け!キャラの多さでオモチャばか売れ!)手法と同じで、時代はターゲットを絞り込めない曖昧なドラマ作りとなっている。ドラマの二次使用(DVD、ムービー、スペシャル)を意識した作品づくりの意図が見え隠れすると、名作とは呼び難くなる。

僕はこれをドラマ、Vシネマ化と呼んでいる。いや、Vシネマならば潔い。脚本や演出家がTVプロデューサーで溢れ(無論マルチな才能のある人はいるものだが)、本物が少なくなったキライがある気がしてならない。

だから僕は、映画を撮ってみたいなんて安直に思ってしまうのだ。


※今日のヒトコト
来年15周年に向けて、映画撮りますか?

※志賀氏的伝言板
夏休みは「17日(月曜日)」のみです(日曜定休)


◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ! (HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)

◆携帯から見るブログ版! http://ameblo.jp/bar-shiga/


Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga