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水曜夜、少しだけ雨が降ったがただの蒸し暑さを残す。その日の昼には西宮にいた。酒造メーカー、販売戦略室長との密談。仕事のできる人は見聞が広く話も面白いものだが、あっという間の時間の経過に、今後の展開を楽しく想像、創造を思った。「やりがい」は「やりたい」にあるものだと、改めて感じた午後だった。
昨日、アジア初、日本でもラグビーのワールドカップ開催決定について喜び勇み足的に書いたが、諸々問題は確かにある。2019年9〜10月の会期で、候補会場はサッカーのスタジアムが多いからサッカー協会との兼ね合いが必要である。先頃平尾氏がサッカーの協会の役にも就いているので、上手く調整してくれることだろう。
そして、やはりキャパシティの問題がある。マチを上げての盛り上がりのある伝統国とは少々違った、日本の弱みの部分だ。7万人クラスが入る球技場はサッカー日産スタジアムくらいであり、座席を増設、増床など整備は必要となってくる。決勝トーナメントに入れば、過去の例から8〜10万近く入ることも考えないといけない。併せて、香港、シンガポール会場も使用するということだから（2007フランス大会ではウェールズ会場もあったように）、その連携も仮題だ。最も問題とされるのは、終了後にラグビーの国際協会に対し、保証金150億円を納めなければならないことだ。これにより招致を辞退した伝統国もあるほどで、一説に因れば経済効果が3300億の実績もあるラグビーワールドカップだけに、日本開催の成功がこの10年に掛かっている。何らかのカタチで、その実現に関わりたいものである。
キリンと経営統合を進めるサントリーが、ニチレイのアセロラドリンクを買収した。確かにサントリーフーズは、ドル箱であるウーロン茶、その他緑茶やコーヒーの他に、健康飲料のラインナップが薄い印象はあった。サプリメント、健康補助食品にも力を入れている同社だが、手軽にベンダー（自販機）で購入できるCCレモン、デカビタC、DAKARA、ゲータレードなどに次ぐ健康飲料レギュラーを確保した訳だ。アセロラと言えば、昔のCMは当時のトッププロゴルファー岡本綾子だった。この流れで言えば、アマチュアの頃からスポンサードを継続している宮里藍をメインキャラクターにするのかも知れない。さて、この予想は当たるのか。
ただメディアを通して得た知識だけではその背景、奥底は計り知れない。情報通信に長けたこの時代に、所謂メディアの操作などは難しいようにも映るが、それにしてもワンウェイで信じ切る人も後を絶たない現状は、今も昔も変わらない。
流行モノが好きな人とそうでない人。行列に並ぶ人と並ばない人。
ただでさえ、極端に分かれる世間である。裏やその意図を読み、自ら興味を持ってその本意を時に疑うこともデザイン、企みの一つだと思っている。
電卓を何回も検算するような「くどい」性格は、
ディレクションに関わる人間には結構必要なのである。
※今日のヒトコト
【問題：近頃170円でコンビニなどで売ってる、スターバックス缶コーヒーの製造販売元はどこでしょう？ 答え：実はサントリー 】
※志賀氏的伝言板
【 髪、バッサリいっていいですか？ 】
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