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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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19日から京都入り。駅の寿司店にて昼食。思わず見上げた京都タワーに懐かしく想い、ほぼ30年余ぶりに上ってみる。たわわチャンという「ゆるキャラ」以外は、ほとんど変わっていない展望フロアやビアガーデン。しかし、レストランが新しくなっていたり、夏のおばけ屋敷はもうなくなっていたのは寂しかったが、何かと努力が感じられて面白かった。ポートタワーも変えたいものだ。やりましょ。

京都タワーから見える下界はこの時点で豪雨であった。神戸もそうだったことはあとで知ったが、京都にも東山三十六峰に時折稲光が走る悪天候である。よりによって、この日は生涯初めての「京都の床」の予定だった。烏丸御池の新風館副館長と相変わらず流行っていたカフェジラフで話し、そこから床へと向かう。四条木屋町を下がった、団栗橋近くの店。風情のある京都らしい道程だったが、何せ雨。

鴨川は溢れんばかりの濁流、まさに床下浸水しそうなくらいである。景観規定もあって、床にはどこも屋根がない。当然、どこも中止で店内にての対応。予約していた店も、カウンターに席を取ってくれてはいたが、店の計らいにより二階窓際の板の間にて床気分味わう。一向に止む気配のない雨と、更に水かさを増した鴨川を眺めながらも、床を上から見るカタチになった故郷の空気を満喫する。たった数杯のビールと白ワインでフラフラに。京都の気圧は、やはり自宅のようであった。

20日、京都市美術館で行われている、ルーブル美術館展へ。時代背景にテーマ分けされたブースで、そのタッチや手法、描かれる対象を目の当たりにする。僕は基本的に写実的なものが好きで、それらは離れてみれば飛び出して来そうで、柵から体を伸ばして10数センチ前で観ても変わらず奥行きがあったのには驚いた。

ここは小学校の頃に足を運んだ美術館だ。修復箇所はあってもほぼ昔のままで、それは京都の寺社仏閣のようでもあった。僕のテーマとするお手本が、京都には一杯ある。雨がパラパラと降ってきて、思わず市バスに飛び乗った。銀閣寺まで行き、名物つけうどんの「おめん」で遅めの昼食。ぶらぶら歩いて、銀閣寺アイスキャンデー。そこからまた平安神宮辺りまで戻り、武徳殿から出てくる剣士達を横目に六盛茶庭で一服。重厚な造りのこれも変わらない京都会館を通り抜け、僕が社会人になった頃にできた、国立近代美術館前のバス停からまた市バスに乗った。

自分の車で行くと、出身だけに「得意な道」を使ってしまう。今回のようにバスやタクシーに乗りその先のマチを歩いてみると、知らない風景や、頭の片隅に置いていた懐かしい通りが次々と顔を出して楽しく、気付かされることも多い。

神戸でもまた、そうやって過ごしてみよう。何かが見えるはずだ。


※今日のヒトコト
【以下、GDOサイトより引用  「全英オープンゴルフ」最終日、トム・ワトソンは59歳での史上最年長メジャー優勝まで、ほんのあと僅かまで迫って見せた 「Old fogey almost did it(時代遅れがほぼやり遂げた)」 ワトソンは、この日の戦いを自らそう形容した  プレーオフを終えたワトソンを観ながら、シニアゴルファー66歳青木功が中継で、薄らと浮かべていた涙が印象的だった】

※志賀氏的伝言板
そろそろ、夏のハガキ作成の時期です


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