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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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また崩れそうな天候である。予報では来週も雨が降る。店はとても静かな土曜日だったが、お客様との語らいに救われることもある。京都の「床」と、住居としての日本独特の「床」の存在がリンクした、いい時間だった。

ゴルフ。石川遼フィーバー(死語)もタイガーと共に残念な結果に終わったが、まだ注目すべき日本人の決勝ラウンドが残っている。37歳久保谷健一は、英国リンクス特有の風や気候に対しそれほど距離の出ない分だけ大怪我も少ないようで、今回出場日本人選手の中でノーマークだったにも関わらず、堅実なプレーで上位に付けている(アリtoキリギリスの小さい方に似ていて、芸能レポーターにもいそうな地味顔である)。14歳からアメリカにいる今田竜二32歳も53位ではあるが上り調子であり、流石はアメリカツアーの転戦で揉まれているだけある(典型的な坊ちゃん顔だ)。彼らに共通するのは、商品提供などスポンサードはあっても、所属は「フリー」の立場であるという点である。恵まれた環境がプロを強くする場合もあるが、フリーランスが地力を引き出してくれるということもある。首位にいる59歳ワトソン(クラブの進化だが、凄いロングドライブ!)と共に注目したい。

8月で14年になる店だが、勿論その間、変わらないものと変わったものがある。変わらないのは、当初から看板がなく表札だけで、端から見ればやる気のない店だという印象があるということと、…独身。変わったことと言えば、性格が丸くなったことと、体脂肪が二桁になったこと。変わらないというものがウリの店で、「変わってないなぁ」と言われることが嬉しくてずっと続けてきたけれど、それは僕やこの店だけの問題ではなく、変わらざるを得ないケースも仕方なくある。

その中には「いい変化」と「悪い変化」がある。すぐ近くに大衆中華店、皇君菜館が数年前にできたのは良かった。僕の食堂と言ってもいい。時折ネタを提供してくれる中国人家族がやってる店で、大抵テレビはNHKをつけておけばいいと思っている。たまに違う番組が流れていると、それは中国のイケメンドラマであり、そこの娘が釘付けになっている。チャンネルがもし他の局になっていれば、それは僕がその店に行ったという証拠だ。大盛り食いたければ、ココに行け。

店の向かいの玉撞き屋はこれも数年前に、僕の思惑とは違い少々格好良く今時風に、昔で言うプールバーチックになった。正確にはダーツバーの様相で、本気で玉を撞く人間は2階に行く。いずれにせよ、そういった遊戯場と言われる場所は少しばかり胡散臭い方がいい訳で、突然コンビニに業態替えされるよりはいい。

実はちょっとした問題のある変化が、数日前このマチに起こった。そのオモシロ中国人家族の営む中華から僕の店に向かう道は、元々とても暗い通りだった。女性の独り歩きは特に避けるべき路地であり、ゆえに僕が店を始めるずっと前から、いかがわしいカップルが紛れ込む姿も絵になっていた路でもある。

そんな路地に、新しく街灯が点いた。まさに煌煌と照らされるアスファルトの道までもが、新しく舗装されたかのようにも見えるほどである。これはいけない。遊戯場といかがわしいホテルと僕の店に、スポットライトを浴びせている。

いけないぞ。人通りのある路沿いにある必要のないこの店が、こうしてライトアップかの如く人目に付くのは、この場所を選んだ意味がない。

近いうちに密やかに、脚立に上って小細工したい。
皆さん、市の管轄には黙っておくように。


※今日のヒトコト
って言うか、どこの管轄なんやろか?

※志賀氏的伝言板
本日と20日は連休です


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