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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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駅や空港なんかにある動く歩道、ムービングウォークの事を、歩く歩道って言ってしまう人っているよね。そのままじゃないか、志賀でございます。

梅雨明けしそうな近頃の神戸である。日々変わる天気予報によると、今週一杯かも知れない。ゲリラ豪雨は誰のためにもならないが、もう少し降っても良かった。夏好きの僕としては、夏がやって来る、そういうメリハリも欲しかった。

何気なく使ったが、メリハリとは何ぞやである。多分略語だろう。あちらこちらをアチコチと言うように、日本語の歴史はその頃の若い世代によって変えられ、使われる事が多かったようだ。ちなみに、アチコチは「彼方此方」という字が宛ててあるから、市民権を得た訳だ。むむっ、どうやら僕の想像は違ったようである。調べてみると、なんと「減り張り」という字もあった。

メリハリとは、「メリカリ」が転じた言葉である。低い音を「減り(めり)」、高い音を「上り・甲(かり)」と呼んでいた邦楽用語の一つで、現代では、主に尺八などの管楽器で「浮り(かり)」が使われている。「減り」は「減り込む」など一般的に使われていた語であるが、「上り・甲」は邦楽以外で使われる事がなかったため、一般では近世頃より「張り」が使われ「減り張り」となった。現在では、音以外にも「仕事にメリハリをつける」「メリハリボディー」など、比喩的に用いられるようになった。(語源由来辞典より引用)

文字稼ぎじゃないが、最近、引用が多い。まぁ、疑問に思ったら調べるのが小学校の頃からの癖であるからして、なるほどなと思ったらこういう風にカタチに残すのが手っ取り早い。便利な世の中である。しかし「メリハリボディー」なんて、コアリズムの杉本彩くらいしか使わないな。あの人は、ゴージャスって言いそうか。

日頃、何の疑問もなしに使う言葉がある。それらは大抵、幅広い層の誰もが疑いもなしに使うようになるから違和感もない。しかし、例えば「みんゴル」が、みんなのゴルゴ13ではない事を僕は知っているが、僕よりもっと年上の世代なら、「あー、朝青龍の故郷ね」と知ったかぶりをするものだ。市民権を得れば凄い。

高い音と低い音がメリハリだった。

僕も昼と夜のメリハリをつけたいものだが、少々難しい日々ではある。


※今日のヒトコト
日ロ首脳会談を、ヒグチ首脳と読んではいけないよ

※志賀氏的伝言板
中條氏へ アスパラガスの日本名は、オランダキジカクシでっせ


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