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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日、終日の雨。今週はずっとそんな天候らしい。午後から銀行に行き、右から左に出て行くキャッシュフローで施工会社に振り込む。デザインワークの一環で建築の仕事をすると、会社としての売上は大したモノになるものだが、バブルの頃の見栄のようなその諸々は、この時代にはそれほどの恩恵はない。そんな隠れ蓑よりも日々を自分の足で歩く、その方が性に合っている。

日曜の昼くらいにしか行かない自宅近くのシアトル系カフェに、PCと読み掛けの本を持ち込み暫くあれこれとやる。近所の主婦と思しき女性二人が、大きな声で近場グルメの情報交換をやっている。親子三代の家族は、泣きわめく子供に手を焼きながらソファ席に陣取っている。老夫婦までもがくつろいでいる。

ファミリーレストランという定義は、時代と共に急速な変貌を遂げた。僕の子供の頃のそういった場所は、不二家のお子様ランチと相場は決まっていたものだが、今ではその名の通りファミレスはおろか、こうしたシアトル系カフェまでもがその類いに加わりそうである。但しそれらは地域性と連動していて、オフィス街にはビジネスユースの仕様があり、ここのような郊外型には、大きな駐車場とその他複合施設が大抵備わっている。そのカフェのすぐ近くにはヤマダ電機があり、洋服の青山があり、地元ホームセンターやスーパーがあるのは、都市型とは違っている。

ただし繁華街であれ郊外であれ、障害者用のパーキングに平然と車を停めたり、一方通行を逆行する輩はいるものだが、それと同じように提供する店側のマニュアルは変わらない。安心と言えばそうなのだが、この画一化されたサービスに、今自分がどのマチにいるのかが分からない不安の方が大きい。

「そうだ、京都へ行こう」というコピーは、シンプルだがよくできていると思う。今の僕がそういう気持ちになっているのは、何も出身だからだという訳でもなく、シンプルに「そこにしかないもの」を求めているのだと思う。

そうだ、休みを利用して京都に帰ろう。

如何にもそこにしかないものを求めて。


※今日のヒトコト
神戸にも、そういったモノが増える事をいつも祈っているのだが

※志賀氏的伝言板
ピンッと来ないが、9日には須磨の海開きらしい


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