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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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快晴12日の金曜日は、なかなかハードな一日だった。

お客様のお誘いゴルフがあった。基本的に、日曜か月曜のラウンドが多いのだが、週中のゴルフは少々辛い。店が終わって自宅に戻ってすぐか、そのまま店で少し仮眠してから直接向かう事になる。今回は自宅からの方が近くのコースだったので、家から行った。梅雨の中休み、とてつもない快晴。しかし僕は、帽子嫌いである。ラグビーのヘッドキャップ(高校まで義務づけられるのトラウマだと勝手に思っている)が、何よりも「ツバ」がうっとおしい。ゆえにバイザーにも抵抗があるのだ。また、熱射病に近いほど日焼けした。その足でDTPにて打合せ。その後、仕上がっていた印刷物を受取り、トアロードに向かう。納品後、店でバタンキュー(死語)1時間半の睡眠。そして店のオープン。まぁ半分が遊びだから仕方がない。ゆえに、日記の更新はできずに、今日ゆっくり書く事にしたのだった。

その日納品したのは、とても思い入れの深いショップカードと名刺であった。その店はトアロードを上がって、NHKを右に見ながら更に北へ。左の北野工房のマチを過ぎた信号を左折。50mしない辺り、北側に見える人気店、アズーリである。

オープンして3年、店主小崎氏がひたむきに想いを込めて突っ走って来た。しっかりとファンもついている予約必至のピッツェリア。ナポリ特有の釜で焼き上げる薄手の生地にモッチリ感が加わり、僕なら3枚はイケる。実はピザをメインに扱う店は三宮に幾つかある。歴史の長い店が山手幹線沿いにあったり、アズーリの近くにも新しい店ができた。ナポリの海岸線に近いとされるイメージが、塩屋から舞子に抜ける道やその山側から見た海にもあるらしい。赤穂や明石にも有名店があり、食材の調達も含めて、神戸にはそんな土壌があるのかも知れない。

アズーリとはイタリア語の「青」である。店主は、神戸のイメージ「海」「空」「山」を青だと考え、それを店名にした。一般に、カラーセラピーで言われるところの青は食欲減退に色とされ、高回転型の店は特に赤(ファストフード、大衆中華など)が主流である。しかし、実際青をモチーフに展開している飲食店もあるし、僕自身は落ち着いて好きな色でもある。要は、味であり店の雰囲気であり、最後には人である訳だから、そこを変にこだわる必要もない。

僕の店のお客様何人からかお勧めされていた事もあって、僕も時折通っていた店である。店内は手作り感が溢れていて、温かい「らしさ」があり、賑やかに笑い声がこだまするのにマッチしている。ある日店主夫妻が僕の店に来てくれた何回目かで、今回の相談を受けた。本場「真のナポリピッツァ協会」の認定審査が近々あって、晴れてそれに通れば、協会のロゴを飾ると共に新しいロゴをつくってみたい、それを僕に頼みたいとの事だった。そして先頃見事に、世界で294番目(日本で28番目、兵庫県で2番目)の認定を受け、その実現となった。

トレードマークでありアイキャッチともなるものは、青をベースに丸くピザのカタチを持ちながら、海と空と山を表現した。ピザの一片がアズーリの「A」であり、それは神戸というマチを航海しているようにも見える。右肩に雲に見せた部分があるのだが、それは空という表現と共に、ピザを食べたようでもあり、子供の手で持っているようにも見える。アズーリロゴタイプは、アリタリア航空やフェラーリに使われているプロダクト系、職人気質なイタリック書体。彼の人間性に重ねた。

名刺とショップカードは大きさを変えて、それぞれ2色パターン。色を反転させるだけでイメージがガラッと変わるのが面白い。名刺、カードの店名ロゴタイプは実は微妙に違えて、遊んでみた。そういった遊び心を受け入れてくれた店主の人柄も有り難かった。名刺をもらえる機会があれば、ぜひ探してみて欲しい。

彼らがそのままの勢いで、更に広く知られて行く道程に関われた事を嬉しく思う。僕が預けた子供達が一人立ちし旅する様を、これからも見守ってゆきたい。

・ピッツェリア アズーリ(定休日:木曜)
 神戸市中央区山本通3-7-3 ユートピアトーア1F TEL 078-241-6036



※今日のヒトコト
【金曜来たお客様に「ピザのおいしい店があるのですが…」とアズーリの出来立てショップカードを差し出すと、その女性5人に 「今ちょうど行ってきたところですよ!」 と言われて驚いた 感性が近いと、選ぶ店も近くなるようだ】

※志賀氏的伝言板
アズーリに行く際にはぜひご予約を!  僕の名前を出していただければ…特に何もありませんが、より一層微笑まれるでしょう ^_^ 】


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