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■ 中毒性日記 2009
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日、一週間に4度行った打ちっ放し練習に併せて、近頃日課の下半身強化トレーニングに身体中が痛い。忙しくバタバタするとそれもおろそかになりがちだが、引くに引けなくなった政府の方針に因るナンだか解らない騒動に、このマチは冷えきっている。ゆえに、紛らわせる意味でもそういった時間は増えている。

僕の場合は、夜がダメなら昼に奔走する訳だが、来週に控えた展示会も今のところは開催されそうだし、取り掛かっている飲食店(超繁盛店のリニューアル)のディレクションもイメージの加速が見えて来た。懸案事項の幾つかのオファーもちらほら出て来たので、夜の所謂「待ち」の商売に比べると、動きもあって頭は冴えている。オファー待ちのメーカーさんもそれぞれあるが、僕はまだまだ動き足りないので遠慮なくご依頼をお待ちしている。あぁ、やはり僕は待っているのか。

先日、お客様が帰った後の掃除をしていると、カウンターの床に何やら落ちていた。見ると、そこには診察券と子供のものと思しき字で「ぱぱ」と書いてあった紙だった。診察券の名前でそれが、その席に座っていた方のものと解り、おそらくはお子さんからの手紙だったのだろう。開くのは当然止めて連絡をし、次回にお渡しするまで診察券と、その微笑ましい手紙をお預かりする事にした。

そう言えば、2ヶ月ほど前にいらっしゃったお客様の傘もある。次に行く時まで置いといてくれ、と連絡があったものだ。「大切な人からもらった花瓶なんだけど、おそらくは何年も神戸には戻って来ないだろうから、預かっておいてくれないか」という代物も、店のある場所に鎮座している。

やはり僕は、いつとは分からないそんな人々を待ち続けている。

その繰り返しが歴史であり、足跡でもあったからだ。


だから、マスクもしないで僕はココにいる。



※今日のヒトコト
止まり木と言われるバーの存在価値でもある

※志賀氏的伝言板
【この時期に来てくれたお客様には…… いつも以上に感謝します


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