| |
日曜日、ほぼ缶詰で、5月末のブースデザイン2件と出店商品のロゴを考える。と言いながら、ルイジアナで行われているPGAツアー、チューリッヒクラシック3日目を観て、国内男子つるやオープンゴルフトーナメント観戦をしっかり終えてからチャンネルを変える。しかしフジサンケイレディスクラシックは強風に因る中止らしく、芸能人最強ゴルフ決定戦を暫く観た。うーん、何だかなぁの内容に気を取り直してまたデザインワークを始めた。夜まで一気に、イメージは加速した。
腹が減ったので、外食に出る。と言っても、僕の住む塩屋には目新しいオシャレな店はない。芦屋や苦楽園ほどじゃないにせよ、塩屋も西の異人館と称される閑静な住宅街もある。ただ、そういった飲食店がない事で、内外、人の行き来は少ない場所である。その分、街並が守られている感じはするが、サティアン(SATYジェームス山店)飲食店街に44歳の男が独り行くのも気が引けるので、いつも困る。
19時半。とりあえず、週に一度は行っている桃山台のスターバックスに行く。自宅から車で5分走ると、ホームセンターや家電量販店などがあり、ナンでこんなところに複合施設SCなんてつくるんだろうって疑問に思ってた。僕からすれば、車の抜け道もできて便利なのではあるが、ニーズなんてあるのかなと不思議に思ったものだ。しかし、採算を考えずに出店する訳などない。どこかの埋め立て地よりも爆発力はないが、近郊住宅地の人々の安定した流れをリサーチしての事だろう。
いつもは、日曜の昼に行く事が多い。昼ご飯時は空いているからだ。しかし夜に行って驚いた。車が駐車場に並んでるのだ。どこから来ているのか、店内も人が多いので近くで食事をしてから戻る事にした。目の前にちょっと単価の高い回転寿しがある。ここも並んではいたが、こういう時には「おひとりさま」
はいい。
21時過ぎに戻ると何とか席も空いていて、タンブラーを持ち込みコーヒーを頼む。「先日の、スターバックスカードはいかがでしたか?」と、どうやら店員は覚えていてくれたようである。一週間前、チャージができるプリペイドカードを買った。多分、それはこの子が対応してくれたのだ。ファミレス、コンビニエンスとマニュアルめいた接客の多い昨今、スターバックスは捨てたもんじゃないと思った。
雑誌数冊持ち込みパラパラとめくる。都度思い付きをスケッチにしたり、コピーを考えたりとしていたら、ふとある記事に目が止まった。まさに、スターバックスのブランド価値「もてなしのデザイン」についてのものだった。
「オファリングボード」というものがどの店にもある。メニューボードそばに配置されている手描きの絵と文字が書いてある黒板の事だ。主に新商品や限定商品が描いてあって、顧客がそこから選ぶ事も多い。スターバックスコーヒージャパン本社が、各店舗に指定の9色のペンを送り、デザイン見本を定期的に配布する。ある程度のルールは存在するが、描く内容やデザインは店舗の自主性に任せているらしい。朝、昼、夕方とボードは掛け換えられて、それは2〜3週間のローテーションだが、毎日描き換える店舗もあるそうだ。つまり、その店の誰かがそれを描いている。元々スターバックスは、包装材、メニューや壁面などにイラストを多用している。そのため、こうしたオファリングボードの手描きに、違和感がない。アメリカ本国は知らないが、チェーンでありながら日本に於ける独自の戦略は、かなり緻密なものであった。飲食店に於ける、トーン&マナーが守られている例である。
店のバランスが崩れた時、それは店の危機でもある。
場当たり的な対応ではなくトータルを観る立場がいて、現場の独自性に任せる。
この話は、マチにも、チームや組織にも当てはまるヒントだ。
※今日のヒトコト
【 と言いながら、100%スタバ賛成派でもない 理由は…フェアトレードの事 】
※志賀氏的伝言板
【しつこく… 4月28日(火曜 祝日前)バーテンダーズナイト開催!! 】
◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ!
(HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)
◆携帯から見るブログ版! http://ameblo.jp/bar-shiga/
※加納町 志賀とはどんなヤツ?
【>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……】
|