| |
LEONとかNIKITAなどファッション雑誌から出現した言葉『艶男(アデオスと読むらしい)』『艶女(アデージョと読むらしい)』だが、ナンだかスペインやイタリアっぽくしているところが、とてもサムい。
天海祐希主演TBSドラマで、40歳前後のキャリアある独身女性を称し『アラフォー』としたお陰で喜んだ人もあっただろう。30歳前後を『アラサー』と言ったりするのも、ちょっとしたドラマのようでオシャレ感を出しているようだ。
しかしながら、自由にアルバイトで過ごす人を『フリーター』と言ったり、サラリーマンやるくらいならやりたい事が見付かるまで、何もしないでおこうなどと「教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない」という『ニート』なる言葉もある。
聞こえはいいが、以前にも書いたように、カタカナにする事により緩和されて生まれる「(妙な)安心」「(一人だけじゃない)連帯感」に誤魔化されている印象も否めない。
例えばアデオスは昔、「伊達男」という言葉に近かった。アデージョは「艶のある女」の方がいい。しかしそれは、メディアに載せる(乗せる)手法としては統一感がなく、若い世代に受け入れられ難い。ゆえに、アラフォーのように曖昧に言いやすく「略する」事で、会話が成立するようになった。ちなみに、60歳前後を『アラカン』と言うのは、還暦という事と、やはり嵐寛寿郎(映画俳優 1903 - 1980)がそう呼ばれた事を身近に感じる世代を思っての事だろう。
フリーターも「プー太郎」などと呼ばれていたはずだった。ニートに至っては、「引き蘢り」にも近い。そういう言葉にしやすい呼称にするから、妙に堂々とそんなカタカナを口にする。ぜひ、フリーターを「プー」に戻し、ニートを「にゃんこ」にでもしていただきたい。ナンなら、ロバート・デ・ニートでもいい。
ブームは先の雑誌のように意図的に作る場合もあれば、ジワジワと思いもよらぬカタチで広がる事もある。ナンだかんだ言いながら、僕もココで一つ、考えてみた。
30代になったアナタへ。
39歳までは、
『ミソジール』でいかがでしょう。
※今日のヒトコト
【僕はもうすぐ45歳なので、 『アラフィー』と呼ばれます 】
※志賀氏的伝言板
【 4月28日(火曜 祝日前)バーテンダーズナイト開催決定!! 詳細後日】
◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ!
(HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)
◆携帯から見るブログ版! http://ameblo.jp/bar-shiga/
※加納町 志賀とはどんなヤツ?
【>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……】
|