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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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4月4日は、フォーリーブスの日だった。ウソだ。よんよんヨン様の日でもない。でも毎日が特別だったりもする。そんな言葉がまた、土曜の夜に舞った。


「大人になれば行ける場所は一杯あるけど、今の内に知っていてもいい店もある」

去年10月に九州圏所長として単身赴任となった、製薬会社のS氏が土曜の早い時間にやってきた。転勤以来久しぶりに、女性を二人も引き連れて。結構やるなと思っていたら、それは奥様と高校三年の娘さんだった。浪人が決まったらしい。Sさんは饒舌だった。僕の店ではいつもそうだったから僕は普通に見ていたけれど、奥様とお嬢さんは時折笑いながら話を聞いていた。Sさんがトイレに行った時「酔ってますよね」と娘さんはまた笑ったが、さっきの言葉を思い出したのか、嬉しそうにまた違う笑みを見せた。またいつか会いましょうと、僕は見送った。


「アンタ、女に貢ぐ前に自分に貢げ アホ!」

その深夜、夜の女性に熱を上げている(「暮らし安心キャバクラん」と僕は呼んでいる)男に、マチの先輩、三宮大学助教授J子さんは吠えた。自分の内面を磨く事をせんでどないすんねんと、更に言葉のパンチを繰り出している。確信犯だ。男は、こうしてストレートパンチをくれる相手を求めて週末ココにやって来る。打たれ強くなって見失ってはいけないが、そうやってできるアザが男をつくる。追いかけなくても、気付けば追われるようになる。自分に貢げ。自分をもっと磨け。


「これで、一つの夢が叶いました」

本場ナポリの協会から、認定を受ける事になったピザ職人が、嫁さんを連れて報告に来た。電話で連絡しようかと思ったが、こうして顔を見せて話したかったそうだ。一つの店を無我夢中で3年間、黙々と走って来た。ずっとその認定を受けたいと、日々ピッツァをつくり続けて来た。「それで、相談なんですが…」彼がそう言うと、願ってもない事と僕は快諾した。彼らの夢の続きを、僕も見たい。


「僕は多分、死ぬまで探し続けてるんだと思うんですよね」

クラブ(音楽と踊る方)の代表と、三宮に幾つも飲食店を営む男性が夜中にやって来た。「『てっぺん』見ましょうよ!」酔いもありながら、この不景気だと言われるマチに気を吐いている先輩後輩の二人である。自分の足で歩いている男達に諭す言葉は何もないが、彼らの言う「てっぺん」とは、何の事だろうと気になって聞いてみた。成功とか、名誉とかいう言葉はなかったが、それは山で言う頂上の景色のように、その場所に行ってみないと解らないという境地に、日々がむしゃらに突っ走る事で到達できるんじゃないか、というモノのようだった。これは言わなかったが、失敗が終点ではなくて、成功には終わりがないという言葉もある。現場主義の人間は、身体が言う事を利かなくなるまで探し続ける。だから僕は、そう言った。


※今日のヒトコト
自分のも「素敵な言葉達」に入れて、ごめんちゃい

※志賀氏的伝言板
4月28日(火曜 祝日前)バーテンダーズナイト開催決定!!  詳細後日】


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