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4月に入った水曜日。菊水から平野、大倉山と兵庫区を堪能する午後であった。途中不安定な天候に何度か雨に遭ったが、その後は嘘のように晴れ渡る。まだそれほど咲いていない桜には影響はなかったと思うが、週末に行こうかと思っていた花見もどうやら雨か曇り空らしい。咲き誇る桜のその日を観られるのは、来週中頃だろうか。平日にフラフラできる、そんな生業で良かったと思う。
菊水はゴルフの練習に、そのまま平野をワンブロック下がったところにあるパン屋で幾つか仕入れ、大倉山の珈琲専門店で焙煎を待つ。その間、その日のコーヒー、コスタリカスプリングバレーマウンテンをいただく。中米やカリブ海の豆は、ブラジルのそれらと比べると全体にすっきりしている。グァテマラ、ドミニカ、ホンジュラス。葉巻の生産圏でもあるこの地域だから、コーヒーと合わせるのもいい。
コスタリカはいつか行ってみたい国の一つである。非武装国であり美しい自然遺産がある。あの国に行けばおそらく時間は止まるのだろう。調べるとこうある。
“ コスタリカ共和国、通称コスタリカは、中央アメリカ南部に位置する共和制国家である 北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋に、北はカリブ海に面している 首都はサン・ホセ 日本人小学校もある 1948年に、憲法の規定によって軍隊を廃止した世界初の国である また、チリやウルグアイと共にラテンアメリカで最も長い民主主義の伝統を持つ国であり、中央アメリカでは例外的に政治に安定が続き、かつ経済状態も良好な国家である ”
日頃の喧噪どころか、日本に於ける至便の功罪を、想い直す事ができそうだ。
とは言え、日本に生まれ育った事を悔やんでいる訳ではない。この国の文化は、謙虚で殊勝な文化が根付いていて（スポーツなど勝負事に於いては邪魔をする事もあるが）嫌いでもない。何よりも、ココにしかない風景が観られる。
ゆったりと観る人に向かって咲くという、世界に誇る桜がある。
※今日のヒトコト
【相撲でも興味がなければ知らぬ間に千秋楽を迎えてしまうが、この春の選抜高校野球は少々タイミングが悪かったと思う ナンと本日、アッと言う間の決勝戦らしい WBC熱も冷めてきた世間だと思っていたら、未だその陰に隠れた感がある 商業ベースに乗せられて、ひたむきさに目を向け難かったのか 】
※志賀氏的伝言板
【 4月28日（火曜 祝日前）バーテンダーズナイト開催決定！！ 詳細後日】
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