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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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火曜午前10時、話題に便乗してWBC決勝を観た。営業途中に車の中で観戦した人や、ワンセグボディコン(ボディコンシャスは関係ない)でこっそり観た人もいるだろう。思わずその内容をブログにアップしたかった人も多かったと思うが、サボタージュがバレてはいけない訳で、その夜のブログやSNSの話題はその事で持ち切りだろう。それだけ、またいい試合を見せ付けられたわけだ。

岩隈の風貌からは想像できない熱さ、自らを鼓舞する声を上げながら力投を重ねた。ダルビッシュも継投という慣れない立場で意地を見せた。城島はランナーを刺し殺し、それをしっかりキャッチした二遊間岩村や中島はコミュニケーションを繰り返していた。巨人から選出5人の多さは物議を醸した事もあったが、その中で小笠原の思い切りいいスイングは相手ピッチャーにプレッシャー与え、やはり肝心なところで打ってくれた。青木は韓国選手の一人に、目標とする選手に挙げられているだけあっていつもいい仕事をした。そしてやはりイチローはドラマを創る人だった。しかし、この試合に爆発したのはイチローだけではなかったのだ。

僕のMVPは、この日初のフル出場、慣れないポジションのレフトを守り切った「内川 聖一(26歳)」だ。イチローに対する韓国サポーターのブーイングはその実力と脅威を物語っていたが、内川はノーマーク(08年セ首位打者とは言えども、左投手要員としてWBC起用ゆえ印象が薄かった)だった。しかし10回表先頭打者ヒット。この日3安打の活躍で追加点のホームを踏んだのは彼だった。

まずは、実況解説共に不安材料に挙げた守備だ。しかしそんな事はモノともせず、ファーストを守る事の多い彼らしいフィールディングは、レフトの守備の常識を覆した。5回裏本塁打で同点とされた直後の左翼線へのヒットを滑り込みながらショートバウンドでグラブに収めて、好返球で打者走者を2塁で刺した。流れを韓国に与えない超ファインプレーだった。そして、彼の熱さは他にも見られた。

7回裏のレフトフライを観客席近くでキャッチ、チェンジにすると、スタンドから乗り出す外国人観客にハイタッチ。彼は観客を味方にした。優勝を決め暫しの興奮と歓声の後、チーム全員での記念撮影。純銀の優勝トロフィーに背番号「25」のユニホームが被せてあった。負傷のため、無念の途中離脱となったセリーグ横浜の先輩、村田のユニホームだった。それを持ち込んだ内川は「村田さんがいたことを日本の皆さんに知ってほしかった」と話した。(画像は ブログへアップ

気迫に勝るプレーが随所に表れていた。確かに何度も同じチームと対決する事に、今ひとつ理解し得ないトーナメント構造を感じた人は多かったし、放映権や興行権スポンサードなど、メディアに乗せられている感は拭えなかった。これがラグビーのワールドカップだとしたら、ここまで日本代表を国民が意識する事もなかったであろう。羨ましい限りだが、こんなひたむきに熱くなっている選手達を見せ付けられると、野球ファンでなくても俄に盛り上がる。僕がいい例だ。

今シーズンのプロ野球の観方が少し変わる。僕も乗せられた一人だ。


※今日のヒトコト
【〔朝鮮日報記事より〕  通常の国際大会なら、同じ相手と2度以上対戦するケースは珍しいが、WBCでは特に韓国と日本の「激しい対決」が繰り返されている WBC組織委員会は今大会で規定を変更し、第1ラウンドから敗者復活戦と順位決定戦という新方式を導入、同じ組から第1ラウンドを通過したチームが、第2ラウンドでも同組になるようにした ライバル同士が頻繁にぶつかり合うようにし、より多くの観客動員・入場料収入を狙おうという計算だ このため「WBCではなく、まるでABC(アジア・ベースボール・クラシック)のようだ」という声が聞かれるほどだった このように、史上まれに見る5回目の対戦で、最も喜んでいるのはWBC組織委だ 韓日戦は2006年の第1回WBC当時から興行的に確実なカードだった 当時、第1・第2ラウンドで計3回行われた韓日戦の平均座席占有率は約95%と高く、平均観衆は4万人を超えた 他の国との対戦とは比べものにならないほどの活況だ 3年ぶりに開催された今回のWBCも同じだ 第1ラウンドの韓日戦2試合(東京ドーム)の平均観客数は4万4260人 WBC組織委によると、今大会の準決勝までで計38試合行われ、合計観客動員数は74万6562人、1試合平均1万9646人だったという 韓日戦がどれだけ観客動員力に優れているか、一目瞭然だ

※志賀氏的伝言板
今週土曜日、「数量限定チョコ」あります


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